鬼首山 オニクビヤマ 641m (夕張市) 沼の沢ルート   地図はこちら   ■Home
2010年1月上旬 登り2:55 下り1:00 スノーシュー メンバー3名
c150m道路8:30→山頂(11:25-11:45)→c150m道路12:45(休憩含)

鬼首山は沼の沢の川向かいにある里山で、 山名の由来は「その昔、夕張に住んでいた鬼が悪さをし、怒った夕張岳に首を飛ばされ山になった」とのことだ。 厳つい山のイメージだったが話を聞くと何となく哀れで可哀想な気がしてくるから不思議である。

嬉しくなるような青空が広がった・山頂は左の奥       思いのほか明るく登り易い尾根だった       鉄板に穴を開けて書いた標識に愛着を感じる

札幌を出発した時は-4度だった気温がぐんぐん下がり沼の沢に着くと-13度になっていた。 夕張川から川霧が立って凛とした空気の向こうに鬼首山が朝陽に照らされている。 鬼とは程遠い山容だが登れば厄介な一面を見せるのかも知れない。 まずは橋を渡り取水堤に続く道路の雪を除けて車を止めた。 ぽつんと一軒ある農家に断りを入れると、奥さんが「へ〜うちの裏山に登りに来たのかい、どこから?」と興味深げな様子だった。 畑の脇を横切って目指す尾根に向うと沢沿いに作業道が延びていた。 尾根は思いのほか登り易く、3人で交代しながら30cm程沈む新雪をラッセルする。 次第に斜度が増して339を越えると尾根が急に狭くなり正月で訛った体が辛い。 振り返ると夕張川に沿って紅葉山、沼の沢、清水沢と喉かな風景である。 そう言えば時々古ぼけたピンクテープを見掛けるが夏道でもあったのだろうか? 漸くして山頂からの北尾根に出ると雨霧山塊とでも言うような山並みが目に入った。 すぐ北に無名峰630mが構えて鬼首山より高そうに見える。 そして細い尾根上を30分ほど進んだ高みに「鬼首山」と書かれたブリキの標識が掛けられていた。 木々の間に分かるのは夕張岳と冷水山くらいで遠くは日高山脈だろう。 帰りにほぼ同じルートを下って先ほどの農家を通ると今度は玄関先におばあちゃんが待ち構えていた。 「わしも若いときこの山に登ったことあるんだよ」「へ〜どこから、道でもあったのかい」 「なーに、裏から藪を漕いで登ったんだよ、うちの屋根が見えたべさ」・・ 元気の良いおばあちゃんでタマゲました。(ルートは国土地理院の点の記を参考)

後日、山の由来を聞いた紅葉山出身の藤井さんより「実は記憶が少し曖昧で失礼しました。正しい 鬼首山の伝説は こちらにあります」との連絡を頂きました。なるほど内容はあらかた違わないが面白い言い伝えだと知りました。


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