三石蓬莱山  ホウライサン 66m  (新ひだか町)    ■Home
2015年10月12日 曇り時々晴れ 3名
8:50駐車場→9:10雄蓬莱山→9:25蓬栄駅→9:50雌蓬莱山 (休憩含)

三石天狗山から蓬莱山までは車で15分程です。 蓬莱とは中国の伝説で仙人が住む不老不死の霊山のこと、道内各地に同じ地名があります。 三石の蓬莱山は三石川を挟んで大きな二つの岩塔が聳え立ち、みついし蓬莱山まつりの時には日本一大きなしめ縄が渡されることで有名です。
パークゴルフ場にもなっている蓬莱公園に車を止めてまずは雄蓬莱山に向かいます。 岩塔の高さは40m位はありそうです。 北海道文化財百選「蓬莱山の岩」と書かれた石碑が建ち、 鳥居をくぐると祠の奥に胎内巡りの様な岩穴が開いていました。


中に入ると踏み跡に古いロープが垂れてこれが道なんだと確信します。 ところが中段まで登ると太いワイヤーの先が断崖になって道が途絶えてしまいました。 どうやらしめ縄を吊るす場所に来たようで道を外したようです。 少し戻ると上に続く踏み跡を見付けて一安心、登った先に小さな祠が目に入り山頂に到着したようです。 上は灌木が立ち込み古い祠が点在するだけで特にピークというものが見当たりません。 イメージとちょっと違いますが取りあえず一番高そうな場所に行ってみます。

                     


足元がすっぱり切れ落ちた崖っぷちの木にしがみ付きながら景色を眺めます。 オオーと思わず声が出るほどの高度感ですが三石川沿いに畑や牧場など長閑な風景が広がっていました。          


すぐ近くに蓬栄という無人駅があるので行ってみます。 ホームからは横山中岳の展望が良く、錆びたレールの先に蓬莱山が見えています。 日高線は土砂崩れで長らく不通のままですがこのまま廃線の運命でしょうか。 日本の津々浦々まで一本のレールが繋がっていると思うと非常に勿体ない気がします。 雌蓬莱山の周りも綺麗に整備され一応道が付いていましたが対岸の雄蓬莱山が見え隠れする程度でした。 どちらも信仰の対象で登山や展望の山ではなかったが御利益がありそうで良かったです。 雲が広がり出したのでシカルベ山を省略して笹山に向かうことにしました。


<次の 笹山(管理道路)から はこちら>
<今日一山目の 三石天狗山 はこちら>






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