盤渓山〜奥盤渓山〜砥石山〜東峯 ヒガシミネ 604m〜675m〜826m〜697m (札幌市)   ■Home
  2018年1月8日 薄曇り メンバー4名 盤渓〜砥石沢ルート
  7:50市民の森登山口→(9:05-9:20)盤渓山→9:50奥盤渓山→(11:00-11:10)砥石山→12:30東峯→14:50砥石沢登山口 計7:00

家の窓から良く見える砥石山は地味な山容と展望が今一つで夏冬あわせ数回登っているだけだ。 日曜は気温が高くスキーを止めて夏山ガイドの最新版に追加された盤渓山と札幌150峰の未踏を狙ってバリエーションを組んでみる。

駐車場はこの時間で一番乗りだったが盤渓山の登山道には太いトレースが延びていた。 スキーで登るルートは何処だと見回すが木が立ち込む斜面ばかりである。 後方に小高く見えるのはスキー場の三菱山で更に登ると藻岩山が一回り大きな山体を見せ始める。 やがて前方に盤渓山の山頂部が見えてくるが木が覆って本当に展望が良いのだろうかと心配なほどだ。 そして尾根通しに林を抜けるとぽっかり開けた空間から札幌の街並みが目に飛び込んできた。

【盤渓山からの眺め】山頂には小さな松の木が一本だけ残されている。 三角山や大倉山などお馴染みの山々の向こうに札幌市街地が広がってちょっと感動する眺めである。 やはり青空が欲しいところだが展望が得られただけで良しとして、次の奥盤渓山に向かう。 奥盤渓山までは僅かな距離だがここで引き返す人が多いのかトレースが消えかけていた。 山頂手前の急傾斜が嫌われる理由だろうかそれにしても木が立ち込んでぱっとしない頂である。 盤渓山も奥盤渓山も札幌150峰の山だが刈り分けが延びればここも夏山ガイドに昇格するのだろうか。 奥盤渓山からはトレース付けとなるがこの時期にしてはさほど埋まらず、程なく登山道に合流して砥石山の山頂に到着した。 展望を邪魔する枝が切られたそうで以前よりこざっぱりし、支笏湖周辺の山々の中に真っ白な樽前山が目立っていた。

東峯は百松沢山に向かう稜線上の三角点ポコで今回一番楽しみな山だ。 砥石山から木を交わして稜線を進むと札幌岳の眺めが良く、簾舞の町並みと小さな八剣山が目に留まった。 ここから八剣山のバリエーションも面白そうなのでそのうち歩いてみようと思う。 ぼけっとして尾根を行き過ぎ、戻って北のコルに下ると真っ白な雪田の向こうに札幌の街並みが広がっていた。 東には神威岳、烏帽子岳、百松沢山を望む(写真下)なかなかロケーションの良い場所である。

822ポコをトラバースして東峯に向かう。 ここから未踏でちょっとワクワクする。 稜線を緩やかに下って到着した東峯(写真3番目)は眺めの無い凡々とした山だがここまで展望が良かったので満足する。 北尾根から幼木の生えた林道を辿って夏道の砥石沢コースに合流した。 初冬に一度登ったコースだが生コン工場の中を通らねばならず興ざめである。 昨日の迷沢山の疲れもあり、太ももの裏をぴくぴくさせて下山した。

<翌週の 百松沢山〜南峰〜東峯 はこちら>


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