雪解け水を満々とたたえた天塩川を渡って天狗山に向かう。
初め右奥の白い山かと思ったがどうやら左奥が天狗で一見なだらかそうな里山という感じである。
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最終人家から尚も除雪された道が続いて様子が変だと思ったら林道口が高速道路の工事現場になっていた。
この辺もあと数年したら札幌からぐんと身近な山域になるのだろうか、日曜で人影のないトンネル現場を出発する。
山の斜面を数十m登って林道に合流、更に1km半ほど辿って尾根に取り付いた。
尾根はまだ雪がたっぷりで熊の足跡も見掛けず、木の間隔が程々で下りも楽しめそう。
坦々と登ると後ろに端正な467ポコと下に筬島大橋が見え、そして急斜面にジグを切って山頂に到着した。
天狗というだけあって岩山なのか木の無いスッキリした頂である。
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【天狗山山頂からの眺め】
雪庇が張り出す頂陵の先からは眼下に蛇行する天塩川が見え、
そして対面には鬼刺山を始めとする山並みが見渡せた。
低山とは思えぬ奥深い風景を堪能、下りのスキーもそこそこ楽しく一山目ともども良い山だった。
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今年は北海道と命名されて150年の節目で碑に寄りたかったが雪に閉ざされていた。
パスして「日本一うまい駅そば」と名を馳せる音威子府そばを食べに行く。
ちょうどお昼時で客が絶えず、久し振りに真っ黒い蕎麦を頂いたが温かいのより冷たい盛りで食べたかった。
それはさておき最近TVにも出たという名物おじいさん、どこか松浦武四郎に似てる気がしなくもない・・。
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<本日一山目の 音威富士 はこちら>