丸山 500m 山スキー (当別町)  地図はこちら  ■Home
2012年3月中旬 曇り時々晴れ メンバー3名
11:55Co190m林道口→(13:00-13:15)丸山→13:40林道口

丸山は道道28号当別〜青山線を進んで国道451号が交差するころ正面に見える低山で、 見たまんまの容姿を言い現したような山である。 以前、国道向かいの別狩岳に登った時にこの山が気になったが、 短時間で登れてしまうので一座だけでは勿体無いような気がしていた。 たまたま近くの壮志岳をやることになり、 日の長くなったこの時期ならセットで登れるのではないかと出かけてみることにしました。

          


今冬、空知管内や石狩北部などでは記録的な大雪が続き道路にはまだ2m以上の雪壁が残っている。 近くの別狩岳の時もそうだったがこの辺には車を止める場所が無いのが難点で、 目立つようにピンクテープを垂らし出発した。          

         
          


水田らしき雪原から林道口に向うとすぐ小橋を渡るが沢は完全に埋まっていた。 この林道は何とか滑って戻れるくらいの斜度があり、 1kmほど歩くだけなのでほとんど苦にならない。 それどころか午後からの雨予報に気が急いだせいか尾根の取り付きを逃し少しばかり行き過ぎてしまった。          

         
          


地図に作業道の記された尾根は疎林で思った以上に広々としていた。 初心者に優しそうな緩斜面がずっと続いてちょっとしたゲレンデのようである。 何処と無く尾根の様子が倶知安の本倶登山と似て無きにしも非ず、 春先の圧雪向きで深雪なら斜度が足りず裏目に出そうな斜面だった。 右の沢形を覗くとこちらも疎林でなかなか感じがよく帰りはこれを滑ることにしました。          

         
          


陵線は潅木に覆われた台地状で地図とGPSを見比べながら山頂を探した。 そろそろと思う頃に一段高い丘がありこれを登ると標識のない山頂だった。 樺戸山塊と別狩岳がすぐ目の前にある筈だが雲に覆われ下の道路しか見えない。 後ろは潅木が邪魔しているが天気が良ければ近くの黄金山や知来岳、 更に暑寒連峰が控えていそうだった。          

         
         
          山頂直下は崖かと思ったら滑降可能でシールを外し沢の源頭に向った。 疎林の続く好斜面だが暖気で雪が重い上に、時々板にブレーキが掛かりたじたじである。 沢中をどんどん下るとやがて登ってきたトレースと合流し呆気なく車に戻った。 お手軽にスキーの楽しめる山と判り展望を確認しに再訪しようと思う。  <今日一山目の壮志岳はこちら>


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