幌平山〜イチャンコッペ山 718m・828m 山スキー (恵庭市・千歳市) ■Home |
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支笏湖周辺は相変わらず雪が少なかったが取り付く尾根に笹が見えずほっとする。
駐車場は結構な数の車で「ここはこんなに有名な山なのですか?」と話し掛けてきた登山者と前後して出発する。
恵庭と千歳の市境に続く緩やかな尾根は木が斑で歩き易く、
681ポコを過ぎると木々の間に恵庭岳が時々顔を覗かせる。
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幌平山だけなら3時間もあれば縦走可能で初心者向きの楽しい山である。
見覚えのある木に山頂標識が掛けられ数名のグループが写真を撮り合っていた。
日が射して明るくなり始めた山頂からは支笏湖が格別に美しく、
去年の暮れに来た時とは全く違う山にいるようだった。
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疎林とまで言えないがなかなか良さそうな斜面である。
予定では幌平山の山頂からこれを滑ってデポした車に戻るつもりだったが、
何となく物足りないのでイチャンコッペ山までピストンすることにした。
幌平山を下ったコルから小さなポコが並ぶちょっと複雑な地形をトラバースして大きな785ポコを目指す。
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白いポコを一つ越え、最後に広く緩やかな尾根を登ってイチャンコッペ山の山頂に到着する。
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恵庭岳と支笏湖に飛び込む快感もコルまでのほんの一瞬で終わってしまう。
そこからは小さな登り返しが多く、木の少ない南斜面を巻いたりする。
それでも下る道具としてスキーの利点は相当なもので、
滑ると言うより下る楽しさを感じつつ早くも曲がりくねった道路が見え出す。
トラバースを続けて最後に沢を下ったら腐れ雪に閉口、
結局は普通に降りてきたスノーシューのメンバーと変わらぬ下山だった。
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