野束川支流権太川〜岩内岳 ゴンタガワ〜イワナイダケ 1085m (岩内町)  ■Home
2016年7月31日 曇り メンバー6名   
7:40登山口→7:55入渓c240→10:05二股c560→(12:30-12:50)縦走路→12:55岩内岳山頂→14:15登山口 登り4:55/下り1:20 (休憩含む)

岩内岳で沢登り?ピンとこないが権太川という犬みたいな名前の沢があるらしい。 ネットをくぐると数年前の小樽GCCの記録が出てきたので知人のグループもそれで知ったのだろう。 山と谷の改訂版に載せる予定とか?長雨が止んだばかりで他の沢は無理でもここならと出掛けてみる。

登山口に車を止め、キャンパーの奇異な視線を感じつつ小さな渓に下った。 草や木が被る予想通りの渓相に苦笑、流石に水が多くて歩き難い。 それにしてもあの大雨の後でこの程度の水量なら晩秋は涸沢かちょろちょろだろう?それはそれでちょっと堪らないかも。 砂防の上がプールになっていた。 そして滑る岩とアブに忍耐の歩みを続け5mF1を超える。 なかなかすっきりしない沢だが救いは苔がとても綺麗なこと、やがてちょこちょこ出てくる小滝に気が紛れる。 終盤560二股を右へ、ようやく斜度が出て小さな滑滝が期待を持たせた。


         
            二股からポツポツ飽きない程度に小滝が続き、水が急に冷たくなる。 等高線が詰まっていよいよって感じだが690mで二段10mの滝(写真中)が目立つ程度、 ここは水流左を直登するとザイルを出す間もなく次々に後続が登ってくる。 更にペロンとした滝、くねくねした斜滝など溢れる水に気を良くするも880mで涸れてしまう。 そこから汗だくになってネマガリの沢筋を辿るとハイマツが出てきたがすぐに縦走路が見えてほっとする。 蒸し暑さの中を縦走する若者と入れ違いに山頂へ、しつこいアブを払いながら一気に下山した。 権太川は楽しめる部分が少なくマイナーな山の沢登りって感じだ。 遡行価値はさておき名前の由来が気になる沢である。

<2016年の 一ノ沢〜岩内岳 はこちら>


          

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