夕張岳  ユウバリダケ (夕張) 1667.8m  ■Home
2000年7月16日 曇り時々雨  大夕張コース(冷水→馬ノ背) 登り5.00 下り2.30 総時間7.30 


7月中旬の週末、花の名山を登った。 林道の路肩が所々雨でえぐれヒヤヒヤしながら運転したせいか随分と長い距離に感じられた。 登山口に午前7時頃に到着するとさすが人気の山だけあって既に車でいっぱいである。 濃い霧に包まれ今にも雨が落ちてきそうな道を歩いて馬の背コースとの分岐を過ぎる。 ようやく登山路らしい登りになって調子が出始めると早くもパラパラと雨が降り出した。 途中、冷水の沢、前岳の沢と美味しい水が得られるが不思議と雨降りのせいか喉が渇かない。 望岳台からの展望も、目当てのお花も無くただ黙々と地味な登山である。 憩沢で一休みするとシナノキンバイが咲き乱れ今までと様変わりした様な明るい雰囲気だった。 登りは一段落し前岳湿原、男岩、ガマ岩(写真)、ヒョウタン池など独特の岩塔や湿地を巡る変化のある風景が楽しめた。 れき地の広がる斜面には下の方に数株のユウバリコザクラを見つけることができたが、 時期は1-2週逸したようである。 更に木道(写真)が延々と敷かれ、シロウマアサツキが一面を埋める他に数多くの花が咲く花畑の中に道が続いた。 吹き通しに上がると文字通り風当たりが強い、 蛇紋岩の砂礫帯には花の芯を残したユキバヒゴタイ(固有種)の葉だけ散見された。 金山コースからの分岐を過ぎ一気に登り切ると山頂で、 雨は止んでくれたがガスで寒く多くの登山者は一段下の祠のある窪地に集まっていた。 360°の展望はまた次に期待することとして、 馬の背コースを下るとスコールのような雨に見舞われ足元が滑って大変だった。 帰路ユウパロの湯で汗を流し帰宅する。



















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