湯の沢(空沼岳)再訪 (白老町) ■Home |
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午前中なんとか雨が持ちそうなので近間の湯の沢(3回目)を歩くことにした。 林道ゲートを出発すると道端に可愛いウツボグサが咲き、 何処でもよく見掛ける花だが接写すると海にいるウツボの口みたいで面白い。 林道を100mほど歩いた崩壊地から早々と入渓する。 久し振りに見る鉱泉らしき水と白くなった滑や小滝が新鮮、 二年前の大雨の影響はそれ程でもなくほっとする。 小振りながらも滑が断続し、大水で洗われた水路や小滝(写真下)が小気味よく出て気を良くする。 二つ目の橋を過ぎた頃から随所に倒木と斜面の崩壊を見るが遡行に影響する程ではなかった。 |
その後はポツポツ小滝が出てくる程度で流石に中だるみを感じながら650mに差し掛かる。 短いながらもこの沢の一番良い所が始まる。 最初の5mの滝で懸垂下降とロープワークの練習中に早くもポツポツ降ってきた。 ミニゴルジュは結構な水の量だったがもうそれ程の冷たさはなく、6mの滝は笹が後退してちょっと微妙になっていた。 さて大滝が駄目になったとの噂さだったが以前と変わらず、むしろ隣の崩壊が進んで乗越し易くなっていた。 蕗を採って霧の万計沼で一休み、泥んこの登山路を下山する。 車を出すと本格的な雨となり、沢デビューの二人も満足な様子で解散した。 |