羊蹄山 1898m  & チセヌプリ 1134m (再訪) ■Home

【羊蹄山】 2017年1月21日 晴れ 神社の沢ルート 6名 
             8:25浄水場→(11:55-12:10)羊蹄山1330m→13:20浄水場 登り3:30/下り1:10(休憩含む)
  週末はニセコのヒュッテに泊まり羊蹄山とチセヌプリを予定した。 年が明け一月の下旬になろうとしているが真狩に向かう道路の積雪は例年の半分程と心許なく、やはり入山口では墓石がにょきにょき飛び出していた。 林道に延びるトレースを辿ると木々が広範囲に伐採されて見晴らしが良く、山の上の雲がどんどん後退して青空に変わってゆく。 そして砂防を渡った尾根は何時のものとも分からぬトレースで一杯、まともな降雪がないのか全体に笹と灌木が目立っていた。 たいしたラッセルも無く、上に行けば少し良くなるだろうと期待して気持ちの良い汗を掻きながら登行を重ねる。 樹林帯を抜けると洞爺湖や昆布岳などの眺めが良く、ニセコや倶知安方面には雲が掛かっていた。 斜面がずりっと横滑りし始める1330mでストップ、ちょうど風下になるのかとても穏やかだ。 最高の山スキー日和ではあるが日射によるモナカ雪に閉口、太ももが辛くなる。 こんな雪でも攻めの滑りを見せる人、最後までボーゲンを貫く人、ご褒美の様な青空の下にそれぞれ山スキーを楽しんでおりました。


【チセヌプリ】 2017年1月22日 曇り 旧スキー場〜大湯沼ルート 6名 
                  8:00スキー場P→(10:25-10:35)チセヌプリ→11:35スキー場P 登り2:25/下り1:00(休憩含む)
  昨夜は鍋を囲んで楽しい一時を過ごし、今朝ひと風呂浴びて出発する。 ヒュッテの玄関を出て一分の旧スキー場にはボーダーの車が一台止まっているだけだった。 民間に売り出されたスキー場はCATスキーの山として再開され、場内立ち入り禁止の看板が立っている。 だが全面的な禁止という訳ではなく、スキー場の左端を登れということらしい。 彼らに先駆けピンテに導かれながら登ってゆくとここに3万円も出して来るお客さんが気の毒に思えるほど斜面がズタズタだった。 リフト降り場の832ポコから通常は右に入って山に取り付くがそこはCATのエリアなので更に上の875ポコを左から巻くことにした。 後方に端正なシャクナゲ岳を眺めながら歩を進めると次第に風が強まり、そして雪煙の舞う森林限界に先程のボーダー等の姿が見える。 どうやら立ち入り禁止のゲレンデから直に登ってきたようだ。 雪面固くクトーを付け、数回ジグを切って山頂に到着する。 夏場なら1時間もあれば登れる山だが厳冬期はそれなりで高曇りながら遠望が効く初ピークに一名が嬉しそうな様子だ。 CATは強風で休みなのだろうか、 ここも雪が少なかったが山頂から300m以上のダイナミックな滑降に満足する。





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