横山 (ヨコヤマ) 928.6m (八雲町)  地図はこちら  ■Home
2007年1月上旬 林道7:10-山頂(12:10-12:28)-林道14:35 標高差790m 片道4.7km

途中から真っ白な横山の頂が顔を出す       ワッセワッセと登り続けようやく山頂だ       砂蘭部岳まで2時間はかかるだろう

雪の少ない穏やかな元旦を迎え午後から二泊の予定で道南3山を目指した。 中山峠は道路が乾き走り易いが南へ向うほど辺りから雪が消え長万部を過ぎると予想外の雨が降り始める。 明日の山はどう考えても籔漕ぎになりそうで八雲の大型スーパーに寄りカッパの代用として安売りのオーバーズボンを買った。 桜野温泉(熊根荘)近くで車を停めRV車の後部席で4名宴会を始める。 季節外れの雨は時に勢いを増し少ない雪をどんどん融かしてるようで悲しいがまあ明日は野となれ山となれだ。 もっとも此処まで来て止めるとか予定変更とか言い出しそうなメンバーは居ない。 翌朝、幸い雨は止み農家の裏手からガロウ沢に沿った雪のある林道を車でグイグイ進むと300m行った処で小沢が入りその直ぐ先で行き止まる。 スキーで所々土が出た廃林道を歩きc260にデポして右の植林帯をツボで上がり雪の尾根へ出る。 ・358からは・442へは夏道でも在るかのように快適だったが雪はそれなりに深まり次第に歩みは遅くなる。 当初の砂蘭部岳は既に頭に無く手前の横山までが精一杯である。 特に500mから700mの斜面は踏み抜くと倒れた笹籔で滑り今日一番の難所だった。 昨夜の雨はこの辺では雪になっていたが飛び出た笹が煩くスキーもワカンも使える状態ではない。 ・805から平坦な尾根の先に坊主頭のような横山を目標に歩くと左の稜線の先に砂蘭部岳が望まれた。 真っ白なポコに上がりここが横山の山頂であることを確認すべくKO玉さんとsaijyouさんが三角点を特定しようとするがこの雪で諦める。 スキーが使えたら今日は難なく砂蘭部岳まで行けただろうが見た感じなかなか良い山であり次回の楽しみとしたい。 対面の小鉾岳は形からすぐ分かったが隣の野田追岳と奥が乙部岳であるのを教えてもらう。 反対側には随分尖がった山が並んでいるがおそらくその一つは明日登る予定の三角山だろう。 下山後、熊根荘でまったりし明日の山に近い大鉾荘側へと移動する。


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