横津岳〜烏帽子岳〜袴腰岳・鳴川岳 (道南)  地図はこちら(約80kb) ■Home
 ヨコツダケ1167m エボシダケ1078m   ハカマゴシダケ1108m  ナルカワダケ769m
2003年9月 晴れ 大中山コ−ス  総時間4.00(小休憩含) 標高差200m 総延長13km(ドーム迄2.3km)
登山口1105→袴腰岳1220-1240→烏帽子岳1310-1315→横津岳1400→航空レーダ1410-1425→登山口1505

山頂ドームまでハイキングが楽しめる      山頂よりアンテナの方がずっと展望が良い      横津神社のそばにある静かな雲井沼


今日の横津岳は殊のほか空気が澄んで特別すっきりしている。 子供の頃、毎日のように眺めた懐かしい山だが考えてみればまだ登ったことがない。 幸い時間が早く札幌へは夜まで帰ればいいのでちょと寄ってみることにした。 行き当たりばったり大川I.Cで降りるとちょうど横津ゴルフ場の看板が目に留り案内に従って山に向う。 スキー場のロッジを過ぎゲートが近づくと駐車場から溢れた車が狭い道端に何台も停められていた。 登山ポストを覗くと人気の程が伺え、函館山や恵山を除けば道南で一番登られてる山かもしれない。 山頂まで保守用の舗装道が延び僅か20分でドームが目前となる。 このまま往復ではもったいないので近くの人に袴腰岳までどのくらい掛かるか尋ねると1時間もあれば十分とのことである。 分岐から右に進み気象ドームの先で舗装が切れ縦走路「巴スカイライン」に出る。 緑のスロープが広がる笹原はすこぶる開放的で海の向こうには津軽と下北の山々が望まれる。 涸れた湿原を過ぎ烏帽子との分岐の先から袴腰岳へ向かうため一旦コルを下る。 ダケカンバの樹林「憩いの森」から最後の斜面を一気に登って頂上かと思ったが標識が見当たらない。 先方の人の声まで行ってみると見覚えのある狭い山頂に女性グループが休んでいた。 ここからの眺めは函館市内に限られるが戻る途中からは亀田半島と噴火湾の眺めが印象的だった。 平坦な山頂の烏帽子岳と遭難慰霊碑に寄って横津岳へと向う。 真近で見ると航空監視ドームは国内2位の大きさで乙部岳やピンネシリ山の比ではない。 小高いドーム施設の裏に廻るとケルンが積まれ横津岳の最高点らしいが鉄塔の下で何だか味気ない。 序に舗装道の先にある航空アンテナまで行ってみるとこちらの方がはるかに展望が良く大沼と駒ケ岳が一望できた。 帰りに横津神社に寄ると水を湛えた雲井沼が静かに空を映していた。 急に思い立つように寄った山だが素晴らしい一日となった。 横津岳までのハイカーが絶えずお手軽な山である。


   
烏帽子岳は大きな丘という感じ(標高は千mを越す)新中野ダムコースはこちら         烏帽子 岳で一杯やりながら裏夜景を眺めてみたい
 
 最奥の航空アンテナは大沼・駒ケ岳の良い展望台 遠く遊楽部岳や狩場山も見える


過日、横津岳〜烏帽子岳を再訪した帰り至近の鳴川岳に寄ってみた。 駐車場からほんの数分下った処から点線の道を5分歩き更に笹薮を5分漕ぐと呆気なく三角点である。 小高い頂きからは七飯岳が近くに見えるだけで何の変哲も無いが、目印テープが結ばれ訪れる人もいるようだ。 ちなみにここは三等三角点、車道を歩いてたったの5分だった。




















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