焼山再訪 (豊平山) ヤケヤマ 663m  (札幌市)    ■Home
2015年11月23日 晴れ時々曇り 野々沢コース 3名
8:35登山口→(10:00-10:10)焼山→11:05登山口 (登り1:25 下り1:05 休憩含)

低山ながら際立つ鋭鋒を見せなかなか展望の良い山である。 初めて登ったのは登山道がなかった十数年前ですが山全体が砕石場の私有地なのを知らずちょっと落ちが付きました。 そのあと誰かが付けた簾舞側のコースを何度か登ったが諸事情で禁止され、 新たに藤野側に道が付けられたというので行ってみることにしました。


駐車場は以前たまたま止めた場所と同じで砕石場手前のトラツク回転場でした。 どうりで道路淵に登山口の標識が無い訳で、うろうろ探すと林の上の方にピンクテープが下がっていました。 そこから踏み跡が砕石場を迂回するように野々沢沿いに延びています。 至る所に付けられた標識は親切心でしょうが数が多くてちょっと閉口、何とかならないものでしょうか。 さて渡渉と砂防を越え、砕石場の道路を横切って山へと入ります。 山の北東斜面に見られる崖は古い採石場の跡ですがそれを周回するように道が付いているので左回りに登ることにしました。 取り付いた北尾根は程よい斜度の細尾根でみるみる砕石場が小さくなり、木々の間に周囲の山並みが見えてきます。 曇天で午後から雨の予報だったのにこの青空は何でしょう?自ずと気分が高揚し展望の期待が高まってきます。


そして登り切った山頂からは遮るものが無い見事な眺望が広がっていました。 札幌市街と周辺の山々が一望でき、低山とは思えない眺望に初ピークを踏んだメンバーも感激している様子です。 自分はこの春に登った小札幌という山が兜岩の左上に確認できたことが嬉しかったです。 頂の真ん中に二等三角点「点名・焼山」が丸みを帯び、「豊平山」と書かれた標識が立っています。 ここに来るたび気になりますがこの山は焼山であって豊平山ではありません。 藤野三山の語呂合わせでしょうが開拓期より焼山と呼ばれ、また地図にもそう記されている山をあとから勝手に変えてはいけないと思います。

<本日二山目の 兜岩〜兜峰・再訪 はこちら>
<2004年の 焼山 はこちら>




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