ウペペサンケ山1849m (東大雪)  ■Home
2008年9月下旬 糠平コース メンバー3名
7:50登山口→9:55・稜線分岐→(10:50-11:00)ウペペサンケ山(糠平富士)→11:30ウペペサンケ山(本峰)→(11:40-11:50)ウペペサンケ山(西ピーク)
→12:30糠平富士→14:25登山口(休憩含)

糠平コース登山口、こんな立派な案内板を見逃すとは     1399に出ると空と山が望まれ開放的になる    1696から望む糠平富士、この眺めが一番良かった 
前日から東大雪ダムの近くでテント泊し今朝は野菜たっぷりの鍋を平らげて少々腹が苦しい。 国道を走ると糠平小学校の向かいに道案内の看板があり取水施設を過ぎて林道に入った。 そろそろ着く頃かなと思ってると通行止めのテープが張られ先客が登山口を探してウロウロしている。 一緒になって探すと何ってことなく100m前の大きな案内板を見過ごしただけだった。 歩き始めて1時間ほどは見通しの悪い樹林帯の中だが1399の尾根に出るとようやく空が広がって開放的になる。 次の目標である1620ポコまで一汗掻いて登るとさっきまでいい天気だったのに稜線に雲が掛かりガッカリする。 菅野温泉との分岐を過ぎ風が冷たくてカッパを着ると女性が登ってきてこの山に3つのピークがあるのを教えて貰う。 何でも一番端の西ピークまでは遠くてあまり行く人がいないらしく急にやる気が湧いてきた。 ブルーベリーを頬張りながら時折ガスが消えて尾根続きに薄っすら見える糠平富士を目指した。 ハイ松の中に続くザレた登山路を登って頂に着くと大勢の登山者で賑わっている。 標識には「ウペペサンケ山」1834.5mと記され脇に小さく「糠平富士」の標識と祠があった。 話を聞いてると大方の登山者は此処かせいぜい次の本峰止まりのようである。 少し痩せた岩陵を歩き更に一旦大きく鞍部に下って登り返すと最高点の標識「ウペペサンケ山」本峰1848mが立っていた。 諦めかけた展望だがニペソツ、石狩連山が見え始め振り返ると糠平湖と然別湖が銀色に輝いている。 谷間の紅葉が日に照らされて美しく何とも幸せな気分で初ピークを踏ませてもらった。 次の西ピークが平坦な稜線の先にちょこんと見えている。 思ったほど時間が掛からず到着すると此処もやっぱり「ウペペサンケ山」1836mの標識だった。 誰もいないかと思ったら少し離れた場所に長いレンズを構えてる登山者がいた。 聞けば同じコースを3時間も前に出発しニペから雲が取れるのを待っていたと言うからご苦労さんである。 そのニペソツがスッキリ姿を現すと流石に西ピークからの眺望が一番良いような気がした。 結局3つのピークにそれぞれウペペサンケ山の標識があり何だかややこしい感じだが台形状の長い稜線を歩くことが出来て満足である。 このまま菅野温泉西コースへ下って行きたい思いを残しひっそり静まった糠平富士に戻って長く退屈な登山路を下った。 途中の萎びた山田温泉で汗を流し21時帰宅する。
     
糠平富士から本峰まではブルーベリーの宝庫だった   ウペペサンケ山頂から更に西ピークへと進んでいく  その西ピークから漸くニペソツと石狩連山が望れた 


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