剣山 (北日高) 1205.1m  地図はこちら  ■Home
2008年5月中旬 晴れ 神社コース 登り2:20 下り1:30 メンバー多数
6:30→一の森7:35→三の森8:30→剣山(8:50-920)→10:50  (休憩含)

 登山口にある小屋にはさんざんお世話になりながら肝心の剣山にはまだ登ったことがなかった。 今回は焼肉に誘われての山行だが麓の剣山神社にお賽銭を上げちゃんと参拝してから登ってみようと思う。 山小屋はいつ行っても奇麗で清水町の管理と書かれているが普段は信者の方々がお世話しているようだ。 霊感の強い人にはあまりお勧めできないとの話も聞くが電気とストーブがあってとてもありがたい。 先客にお許しを頂きその夜は七輪を持ち込んで大いに盛り上がった。

4月の剣山・エエンネエンヌプリ和語で「鋸の歯」   「三の森」の岸壁から身を乗り出す、おー怖えっ!  狭い頂だと聞いていたが岩塔とは思わなかった
日の上がる前からガヤガヤし始め起きて昨夜の片付けをしてる間に早々と先客が出発して行った。 出発までまだだいぶ時間がありもう一眠りしてスッキリし剣山神社に初参拝させてもらった。 天気が良く神社の脇から緩やかな登山道を登っていくと道脇にお地蔵さんが置かれている。 樹林で視界の遮られた一本調子の道をみんな押し黙ったまま歩いて何か変な感じだ。 ペースが少し速いせいもあるが多かれ少なかれ昨夜のダメージが残っているのかも知れない。 足元にはタチツボスミレに始まりオオサクラソウ、エゾイチゲ、フチゲオオバキスミレと順に小さな花が迎えてくれた。 昨日呑んだ酒が汗になって流れ漸く調子が出ると休み処の「一の森」に到着である。 ここは尾根上の小ピーク・906でお隣の久山岳や伏美岳が望まれ下には雲海が広がっていた。 「蛙岩」「二の森」と過ごし大きな一枚岩の基部を通ると日陰でヒンヤリ気持ちが良い。 その辺りから急に路が荒れだし急な坂を登り切ると見晴らしの良い「三の森」だった。 ここは数十mはあろう絶壁の上で崖淵へは腹這いになって擦り寄るのが精一杯である。 恐る恐る頭を出して下を覗くとあまりの高さに思わず身が竦む。 目と鼻の先に見える山頂はロッククライミングの岩場だけあって想像以上の岩搭だった。  大人一人が漸く潜り抜けそうな岩の裂け目「母の胎内」を這い出るといよいよ最後の急登である。 鎖場と梯子がいくつか用意され北海道の山には珍しい風景だが無ければ登るのは大変だ。 ぐらぐら動く梯子から足元を見ればあまりにスカスカして思わず握る手に力が入る。 最後の梯子を上ると狭い山頂でこの人数では落ち着いて座る場所も無いほどだった。 岩の先には天に向って剣が埋め込まれ大正時代に四国剣岳より分霊を移したものである。 立ち上がると結構な高度感で記念のポーズもつい顔が強張ってしまう。 振り返れば残雪の北日高の展望が素晴らしかった。 つい二週前に縦走したばかりの芽室岳から伏美岳が意外と短い距離に見え貧雪の稜線を辿った苦労が思い出される。 エサオマン北東カールが真正面に目立ち札内岳や十勝幌尻岳など何れも思い出が一杯の山々が並ぶ。 十勝の大平原は雲海に隠れこれまた乙な眺めだった。 北日高を展望する山としては伏美岳が有名だがこの山からの眺望もなかなかどうして甲乙付け難い。 梯子を登り終え振り向いたとたんに日高の大パノラマが目に飛び込んでくるなんて最高だ!  焼肉に惹かれついでに登ろうなど山に失礼な話だったと反省する。
     
中は暗くて体が挟まりそうな感じがする      最後の梯子を上れば狭い山頂にポンと出る       見事な北日高の大パノラマが広がっていた!

















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