豊似川左股沢〜トヨニ岳(南峰)・北峰 (1493.0m)・1529.0m  南日高    ■Home
2004年10月上旬 曇り メンバー4名 
林道5:00→上二股5:20→南峰(10:00-10:15)→北峰(11:00-11:15)→南峰(11:55-12:45)→林道16:10 (休憩含)

c790の滝、此れを登れるかどうかが鍵と言える     c900を越えてから累々と堆積するガレ場    10月の日高は流石に寒かった。トヨニ岳北峰で
昨日のオムシャの沢を終え再び翠明橋公園に泊まった。 3時に目覚ましが鳴りボーとした頭で朝支度を進める。 曇天のままだが昨日より幾分空が明るい。 野塚トンネルを過ぎて豊美大橋の出口から左の林道を下り右岸沿いの終端に車を停めた。 何も無い川原を進めばすぐ上二股で程なく530m二股を過ぎる。 幾つか小滝を越えていくとc700〜c900でこの沢の核心部になる。 c730でくの字に折れる明るい8mの斜滝は上部がツルンとして厭らしく無理せず左岸を巻いた。 次にc790の二股で黒く濡れた岩肌の8mの滝が現れた。 一見登れそうな感じはするのだが此処も微妙である。 左岸のルンゼから高巻きたいが急な上に滑って苦労する。 TOPが漸く登ってザイルを垂らしたが意味不明な指示を飛ばす。 いったい何のことだか分からぬが恐る恐る登ってみるとまさに伝説に残るビレーで仰天した。 更にルンゼの高所まで登って笹をトラバースし懸垂で沢身に戻るまでトータル1時間20分を要する一番の核心だった。 c820の6mは水流の右を直上する。 c860の滑り台のような斜滝10mは右を緊張しながら直登した。 c900を過ぎるとガレ岩が堆積する。 エッジの鋭い一抱えもある赤茶けた岩が不安定に積み重なり右岸の崖から今にも崩れてきそうで厭な場所だ。 やがて水流が細くなりぐんぐん高度を稼ぐと草付きの源頭となり山頂の少し東へポンと飛び出した。 南峰から北峰までの稜線には踏み跡ありさほど苦労は要らない。



































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