国道228号線を知内町に向かって車を走らせると知内山地と呼ばれるなだらかな山並みから海峡に突き出す尖がりが目立っていた。
丸山とセットで登れそうな山を探したらたまたまこの山に登山道があるのを知り、短時間で終わりそうなので序に寄ってみる。
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イカリカイ駐車公園に車を止め、海沿いに少し歩くと沢の淵に取付きらしき階段が目に留まる。
草が茂って様子が変だと思いながら20m程上の小さな社まで登ると、何とすぐ下に本来登るべき階段が付いていた。
そこから痩せ尾根に踏み跡とも付かぬ道が延びているがたまに標識やピンテが出てくるので迷いもなく進んでゆく。
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標高点127の尾根は歩き易く、途中でアンテナ管理道路を横切り淡々と標識の立つ山頂に到着した。
ワラビ畑のピークからは低灌木越しに見晴らしが良く、低山とは思えぬ展望が広がっていた。
知内丸山に重なるピークは明日予定の奥丸山だろうか?ワラビを採りながら暫し休憩して下山とする。
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淡々と往路を戻れば良かったが民家が近くなった所で楽しようとシカ道に騙されてしまった。
海岸沿いはどこも崖でロープでもなければ容易に下りることが出来ない。
素直に社から階段を下って旅館の裏に出る。表通りから階段は隠れて見えないが「滝の間」のバス停のすぐ傍だった。
こもれび温泉でさっぱりし、静かな農村公園キャンプ場でバーベキューを楽しんだ。
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<一山目の 知内丸山 はこちら>
<翌日の 燈明岳〜奥丸山〜知内岳 はこちら>