トマム山   (山スキー) 1239m (占冠村)  ■Home
2015年4月18日 曇り時々晴れ メンバー5名
8:40道路720m→10:10トマム山→12:10道路

トマム山(アイヌ語で湿地や泥炭地という意味)は石狩と胆振の分水嶺にある端正な山。 高層ホテルとスキー場に占有され自由な登山もままならないが、クローズしたばかりなら問題なかろうと出掛けてみることにした。

                    

  

広いスキー場の何処からでも登れそうだが中腹のロッジに車を止めて971の東尾根に出ることにした。 ゲレンデを登ると管理道路が延びて、夏場は雲海テラスになるゴンドラ駅を見ながら山頂直下の斜面に取り付く。 上は流石に急でのんびり振り返る余裕も無く、高度感ある山頂に到着する。          

                    

  

トマム山のピークは二度目だがこんなに狭かったかな? 日高山脈には雲が広がって近くの石山や双珠別岳、狩振岳などが見えるのみ。 北も総じて雲が掛かり夕張岳と芦別岳が薄っすら、そして雲かと思ったのは十勝連峰で改めてその近さに驚かされる。          


                    

  

山頂の西斜面はどうかと思ったが既に灌木がポツポツ出始め、白い無木立の北斜面を滑降した。 先日の雨がここでは雪だったらしく全体的に雪化粧して綺麗だが、その新しく積もった雪が重く、ザラメの思惑が外れる。 それでも斜度が緩む下の方は気持ち良くスキーが曲がり、今期もそろそろ終わりだなと思いながら谷底まで滑り下りた。 高速道路を使うと札幌からは近郊の感覚で来ることができて割り勘も安い。 貧乏人には嬉しい貸し切りのスキー場だった。          


<2011のトマム山〜落合岳はこちら>






































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