徳舜瞥山北斜面  1309m 山スキー (伊達市大滝)  地図はこちら  ■Home
2013年2月23日 曇り メンバー5名
8:20林道470m→(11:35-11:40)徳舜瞥山→北斜面滑降→14:00林道

2005年3月下旬、徳舜瞥山からホロホロ山に登って一休みしてると、 徳舜瞥山の山頂直下より広大なコノエオサレベツ川源頭に向って滑り降りる単独者が目に留まる。 「何処から登ってきたのだろう、この大斜面を独り占めとは何とも羨ましい!」 ところがその晩のhyml蟠渓オフミで同宿したNaさんだったと判明、ルートなど教えてもらう。 それ以来ずっと気になってた北斜面、遅まきながら出かけてみることにした。

                    

  

三階滝の浄水場より出発する予定だったが雪で通れず、 手前の道路に路駐して上ホロホロ線林道を辿った。 今年の大雪は大滝も例外ではなかったが幸い靴が沈む程度のラッセルですんだ。 この森は北洋銀行の民間林で所々に狸のキャラクターの標識が置かれた林道が650mまで延びている。 ただ余りに直線的で見通しが良いせいか高々2.5kmの割りに長く感じられる。 終端より緩やかな潅木帯の中を進む、作業道が延びているのかたまに古い標識などを見かけた。 700mを過ぎて急な尾根を登ると緩やかで雰囲気のあるカンバの疎林が続いた。 標高が上がって寒さと同時に軽い雪に変わってスキーの期待を持せる。 ただガスで何にも見えないのが残念、コノエオサレベツ川源頭は典型的な雪崩斜面なだけに気掛かりだった。 ひたすら狭い尾根を登ってゆくとクラストし 1100mでクトーを付け最後はガリガリ・デコボコの急斜面を150mくらい我慢してスキーのまま山頂に到着した。

         
                    

  

山頂は風と寒さで手が痺れ写真を撮るのもままならず、速やかに下山とする。 頂上直下から滑降したいが足下の様子がガスで全く見えない。 尾根を少し下ってから北斜面に入ろうとしたがクラストに気を取られてうっかりオーバーランしてしまう。 なんとか北斜面に入ると風は収まったものの視界が得られず、 スピードを抑えながら滑降する。 すると徐々に下の様子が見えてきた。




         
                    

  

おー!最初は無木立のオープンバーンの大斜面、しかもノートラックで良い雪質だった。 左に潅木が出てきたので右に抜けると再びオープン斜面が始まる。 こんどはふかふか雪で視界も安定しここが一番楽しかった。 徐々に両斜面が狭まってくると眼下にコノエオサレベツ川源頭が近づいてくる。 あまり深入りせず900m手前で左の樹林帯へ逃げ込んだ。




         
          

  
         

元気が良ければもう一本となるのだろうが昨日の疲れも残って結局300m程の滑降で終わった。 潅木帯のトラバースはかったるく、最後にシール付けて50mほど登り返し850mで尾根に戻る。 全体として滑降する距離が短く物足りなさは否めないが、 雪質が良かったせいか満足度は高かった。 林道は意外に最後まで滑って戻れ、 天気のいい日にもう一度くらい来てもいいかなと思う。 帰りしな「ふれあいの湯」(無料)と「きのこ王国」に寄って家路に着いた。 このご時勢、ガソリン代入れ一人2千円以下で遊べるのはとてもありがたい。




         
























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