十勝幌尻岳 1846.0m(北日高山脈)  地図はこちら(約200kb)  ■Home
2002年8月上旬 曇り後晴れ オピリネップ川コ−ス 総時間5.20(小休憩含) 標高差1206m 往復距離8.0km
登山口→(3.30)十勝幌尻岳山頂→(1.50)登山口

薄暗いオピリネップ沢沿を登る          沢終点にある水場               初めて鳴きウサギと対面

前夜8時札幌を出発し11時過ぎ登山口まで10数キロ手前にある帯広の八千余付近で車中泊する。夜明けに目を覚ますとあいにくの曇り空でがっかりしもう一眠り、これが失敗の元でだらだら時間を過ごし結局登り始めたのが7時頃になってしまう。車止めの土場からは僅か10分ほどで上の土場へ着いた。かなりり荒れてたがなんとか車でも登れそうで帰る時には四駆の1BOXカーが2台停まっていた。ここからすぐオピリネップ沢に掛かる小さな丸木橋を二つ渡り手入れのされない笹道を掻き分けながら進む、渡渉地点はしっかりと赤ペンキやテープがあるので心配なく脇道も割りと平坦で楽に歩けた。40分ほどで小さなテン場と水場(右手から小さな支流)が現れ沢が終わる。つづら折の尾根取り付き道へ入りまもなく数メートル先に「鳴きうさぎ」が姿を現した!目にするのが初めてで興奮しながら恐る恐るシッターを押すがフラッシュが光ってしまい失敗写真になる。(右上)もう1枚ちゃんとしたのを撮ろうとガサガサしてる内に姿を消してしまった。今まで声だけは何度も聞いていたが初めてかわいい姿にお目にかかれ感激である。ここから稜線肩までは視界のきかぬダケカンバの急登でしばし退屈かつキツイ難行となる。8合目付近からようやく雲が抜け高度を増すごとに雲海となって広がっていく。稜線肩から山頂までの30分は細い稜線を左右に十勝方面の雲海と日高山脈の山並みが見渡しながら散策気分である。山頂は風もなく暖かで少しガスっぽいが遠くの山々まで見渡せた。ただカムエクや幌尻の頂に少し雲が掛かりだし天気はだんだん悪くなってきてるようだ。今朝さっさと登ればよかったと反省しつつ山座同定を楽しんだ。

   
十勝幌尻岳山頂                   山脈の中央部(右雲カムエク)から南日高方面を望む
 
山脈の中央部(左エサオマン・札内岳)から北日高方面を望む 雲海は清水町方面










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