天幕山  1052m 南東尾根ルート 山スキー(上川町) 地図はこちら  ■Home
2011年2月中旬 曇り メンバー4名
9:15国道南東尾根460m→(11:15-11:25)天幕山→南面沢滑降→12:15→12:55国道南東尾根460m

天塩岳山塊の南端に位置する天幕山は古くから山スキーが楽しめることで知られている。 この山は近くの摺鉢山、突角山と合わせ「上川三山」と呼ばれているがいずれも登山路がなく雪を踏んでしか登れぬマイナーな山である。 勿論、三山と言っても信仰の山でも何でもなく単に標高の似た山が並んでるに過ぎないがなかなか気を引くネーミングだと感心する。 ○○三山と一括りにされたら最後、一座登っただけですっきりしないのは見え見えで幾度か通う事になりそうな予感がする。
          

   

高速道を走り上川の町を過ぎると正面に天幕山が見えてきました。 上部に白い斜面が望まれなかなか良い感じです。 あの白いの滑りたいねとか言ってる間にこんどは山がどんどん遠ざかって行きました。 「あれっ天幕IC通り過ぎたっけ?」「もしかして無くなったんじゃないか?」そんなこんなで次の浮島ICから国道を戻りました。 車をシビナイ川の除雪地に止め線路を渡ってすぐ急な南東尾根に取付きます。          

         
              これが意外と木が斑で思ったほど急でなく結構いける尾根でした。 鹿の踏み跡がそこかしこにある他は至って静かな山だった。

         
           送電線を過ぎると今度はなだらか過ぎるほど緩い尾根に変わります。 ポコは帰りを考えて上手く巻かないと後で苦労させられます。

         
              平坦でだれる頃、谷を挟んだ790mポコの後ろに山頂が見えました。 これよりぐるっと尾根は湾曲します。 

         
           ようやく雲の間から青空が見え始めました! 予定よりだいぶ早いペースで余裕の山行、下山してから時間が余りそうです。

         
              この790ポコを右から巻けば待望のスキー斜面が現れるはず。 おのずと足早になってしまいます。

         
           おお!・858から上は実にダイナミックな斜面が広がっていました。 青空と白いダケカンバのコントラストが最高です。

         
           斜面の中腹からは結構な斜度と無木立バーンが続いて予想以上でした。

         
           そして山頂部がいよいよ目前に迫ります。 直登する前に車から見えたあの白い斜面が気になり偵察がてら左に回り込んでみます。 すると南面に一本大きな沢形が入りその隣に広い尾根がありました。 おそらく見えたのはこの斜面でかなり魅力的です。

         
              平坦な山頂は木が殆ど無いので晴れたら展望が期待できそうだったが今日はダメでした。 向こうに上川町と高速道路が見えます。

         
              時間もあることだし折角なら先ほど見つけた沢の源頭を滑ってみます。 豆粒になって先行するメンバーを見届けます。 雪はまずまずだったが膝株まで深く一本滑ったら脚にきてもうご馳走様という感じ。 一旦上まで登り返し次にオープン斜面を滑降します。

         
              こちらも南東面のせいか既にパウダーと呼べなくなった雪でした。 今日は日差しこそないものの2月にしては気温が高めなのが仇になったかな。 下山するとまだ1時で取りあえず上川の銭湯に行ってみたら4時からの営業だった。 愛別町の温泉で時間を潰しその晩は某駅舎の片隅で鍋を囲みました。 無人をいいことに明日の山のことなどすっかり忘れ粛々と宴会が続きます〜さてどうなるやら・・・



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