登山口の平和の滝公園には広い駐車場があり、下の滝へは階段で下りられるようになっている。
戦中特高による拷問を受け後に25歳で没した日共女性「相沢良」や韓国人慰霊碑が建っていてなんとなく神聖な雰囲気が漂っている。
お寺の横に登山口のゲートがあり山頂を越えロープウェイ口まで8kmの案内板と熊の注意書があった。
ゲートから先は林道で左下に発寒川の沢音を聞きながら30分以上歩く、
新緑や紅葉の頃は良い散策路でこの日も親子連れやきのこ採りの人が楽しんでいた。
林道歩きを終え山道を右に入り登り下りを繰り返し小さな木橋を渡ると布敷ノ滝に出る。
ここまで小1時間ほど、ここから枯れ沢となるが苔むした岩が目立ち滑りやすい。
20分程で広いガレ場に出ると一気に視界が開けた。
(写真3)時折日が差し紅葉が映える、ぽかぽかと暖かくのんびりした一時を楽しむ、。
丁度お昼時でジンギス汗を囲むパーティが良い匂いを漂わせていた。
ガレ場の上には鉄塔が見え30分程の登りで山頂に着くと風が冷たく結構な人の数だ。
薄曇りで視界はいまいちだが雪を被った羊蹄山や余市岳、近郊の山々が望まれた。
祠の裏に廻ると石狩湾と遠くに霞むのは暑寒の山々、アンテナ群は興ざめだが帰路、ガレ場までの中間ほどで
札幌の街並みが見ながら一休みする。
帰路、平和の滝バスターミナル傍に「神命温泉日帰り可」の看板が掲げてあったが
にやら宗教的な雰囲気でまっすぐ家路に着いた。