手稲山 平和の滝コ−ス(道央)1023.7m  地図はこちら(約160kb) ■Home
2000年10月  曇り:晴れ  登り2.05(5.0km)  下り1.40(5.0km)  総時間3.45 片道5.4.km 累積標高差818m
登山口→(1.45)ガレ場→(0.20)山頂→(0.30)ガレ場→(1.10)登山口


登山口の平和の滝公園には広い駐車場があり、下の滝へは階段で下りられるようになっている。 戦中特高による拷問を受け後に25歳で没した日共女性「相沢良」や韓国人慰霊碑が建っていてなんとなく神聖な雰囲気が漂っている。 お寺の横に登山口のゲートがあり山頂を越えロープウェイ口まで8kmの案内板と熊の注意書があった。 ゲートから先は林道で左下に発寒川の沢音を聞きながら30分以上歩く、 新緑や紅葉の頃は良い散策路でこの日も親子連れやきのこ採りの人が楽しんでいた。 林道歩きを終え山道を右に入り登り下りを繰り返し小さな木橋を渡ると布敷ノ滝に出る。 ここまで小1時間ほど、ここから枯れ沢となるが苔むした岩が目立ち滑りやすい。 20分程で広いガレ場に出ると一気に視界が開けた。 (写真3)時折日が差し紅葉が映える、ぽかぽかと暖かくのんびりした一時を楽しむ、。 丁度お昼時でジンギス汗を囲むパーティが良い匂いを漂わせていた。 ガレ場の上には鉄塔が見え30分程の登りで山頂に着くと風が冷たく結構な人の数だ。 薄曇りで視界はいまいちだが雪を被った羊蹄山や余市岳、近郊の山々が望まれた。 祠の裏に廻ると石狩湾と遠くに霞むのは暑寒の山々、アンテナ群は興ざめだが帰路、ガレ場までの中間ほどで 札幌の街並みが見ながら一休みする。 帰路、平和の滝バスターミナル傍に「神命温泉日帰り可」の看板が掲げてあったが にやら宗教的な雰囲気でまっすぐ家路に着いた。


  手稲山 平和の滝コ−ス つぼ 1023.7m
2003年2月  曇時々晴  登り3.15  下り1.10 総時間4.25 片道4.5km 累積標高差762m
登山口→(2.25)ガレ場→(0.50)山頂→(1.10)登山口

 林道入口付近                  迷沢山への分岐を過ぎた辺りで夏道(真直ぐ)と冬道(右へ)

先客が1台だけ止っており林道に長靴の跡が付いていた。 「目的地は同じはず」で後を追うように出発した。新雪が積もった林道の道中には今までに何人も通った跡がずっと続き、 締まって長靴でも埋まらない。 やがて迷沢山への分岐を過ぎて少し行くと跡は右の尾根へと入ってるが夏道を辿っても行けるのか道なりに延びる細い跡も付いていた。 ここから尾根への取り付きで斜度が一気に増し、積雪も深く先行者はスノーシューに履き替えたようだ。 ツボではさすがに難儀で一旦視界に入った先行者にだいぶ先を開けられる。 小尾根を登り切ると広く平坦になってピンクテープもあり迷う心配は無い。 夏場はゴツゴツと歩き難かったガレ場も一面雪に埋まって別世界である。 スキーで下った跡が1本付いていたがその先は藪で、いったいどんなルートで降りたのか興味がわいた。 ガレ場を過ぎてもなお急登が続き、しかも雪がますます深くなって歩き難い。 時々股まで埋まりながら限界を感じる頃、ようやくスキーリフトが目に入り、碑の立つ場所に至った。 一応山頂までと思いロープウェイ乗場まで行ってみたが更なる深雪につぼでは無理だった。 スキー客で賑わうゲレンデを足早に過ぎ去り往路に戻る。 (山頂で撮った写真は電磁波の影響か全て真っ白になっていた)


 
 
 急登のガレ場、直登で大汗をかく


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