多聞岳
タモンダケ 788m (芦別市)
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2014年11月30日 晴れ 惣顔真布川林道−南西尾根ルート メンバー3名
8:05林道c335→9:10南西尾根695→(10:15-10:35)多聞岳→12:00林道
多聞岳は夕張山地に属する山、三笠から富良野へ抜ける道路に割と近く、
またロードマップにも名前が載ってちょっと気になる山である。
今日は本命とした三笠山にあっさり振られ、
こんなこともあろうかと地図を用意しといて良かった。
アプローチは北側の林道の方が良さそうだがあわよくば二股山とセットも可能かと惣顔真布川林道を予定した。
三芦トンネルを抜けて芦別に入ってもこの時期にしては稀なほど山に雪が無い。
林道に入って直ぐゲートだったが今日は最初からこっちの山に縁があるみたいで順調に南西尾根に到着する。
しばれた地面にスパイクピンを効かせc320の急斜面に取り付くと数十m登った所でジグザグの作業道が延びていた。
風が無く天気は上々、上着を一枚脱ぎ夏場と変わらぬ格好で長い頂稜の南端に達する。
立ち木と笹で見晴らしはぱっとしないが尾根上にも作業道が続いていたのは望外だった。
やがて雪が出始めると、この陽気に熊も冬眠できないのか新しい足跡が付いていた。
道がやや怪しくなってきたが雪で倒れたブッシュを踏んで緩やかなアップダウンを辿る。
山頂が近づくとふと右に聳える山々に足が止まった。
大小の尖がりが連なる芦別山塊の山々だがこの方角からはいまひとつ同定が難しい。
そして一段高いピークに到着、三角点は見つからず頭のすぐ上に古い赤布が垂れていた。
木の間に僅かな展望が得られ、一際尖がった芦別岳の右にタ張中岳とシューパロ岳、手前にギザギザの崕山が青いグラデーションで重なっている。
左のどっしりした山は富良野西岳かと思ったら布部岳だった。
西面に霞む馴染みの無い山々を見ながら往路を辿った。
思いがけぬ作業道にさしたる藪漕ぎもなくマイナーな一山目を終える。
<この後に登った 二股山 はこちら>