竹山 タケヤマ 940m (留寿都村)    ■Home
2016年1月3日 曇り時々晴れ メンバー4名 登地区農免道路ルート
9:00最終除雪端→(11:55-12:20)竹山→13:10最終除雪端  (登り2:55 下り0:50 休憩含)

ルスツスキー場(貫別山)の奥にたまに見える平べったい山が竹山です。 標高がそこそこあるので展望を確かめたいが何時でも行けると思うとなかなか機会がありません。 距離があって時期的に不向きかも知れないが道路の除雪を期待して出掛けることにしました。


留寿都村登地区に入ると早々に行き止まり、いわゆる限界集落というやつで廃屋が散見されます。 断りを入れた最終民家には数台のモービルが置いてあり、 ここで商売でもしているのか「山頂までトレースがあるよ」とラッキーなお言葉でした。 退屈な林道を4kmほど進むとだだっ広い雪原でおよそ940mもあるとは思えない竹山と、 隣に貫別山や尻別岳など開放的な風景が広がります。 そして黒田林道の分岐に意味不明な「BIG BEAR」の看板が、そこから緩やかな斜面に取り付きました。


竹山の北東斜面は広大な牧草地でたまに折れ曲がった柵のパイプが飛び出していました。 上の方はなだらかな白い斜面がずっと続いてまるで広大な初級ゲレンデを思わせます。 消えかけたモービルのトレースは細いカンバの林を抜けて山頂まで延びていました。 木の無い頂はなかなかの展望で暫しまったり。 下りのゲレンデはあっと言う間でしたがゆるゆる林道もそれなりで意外に時間は掛かりませんでした。


【竹山からの眺望】生憎の曇り空ですが南方は遮る物が無く、洞爺湖と中島、有珠山の向こうに海が光っています。 ここから見る貫別山は流石に一等三角点の風格を見せ、西の雲の中に時折り徳舜瞥山が顔を出していました。 今朝、様子を見に行った富丘牧場が真ん中に見えます。こちらの尾根の方が登山らしかったと思いますが今日は登地区からにして正解でした。          

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