タケノコ山〜社満射岳 再訪  1039m・1062m 山スキー(南富良野町) 地図はこちら ■Home
2013年1月12日 晴れ後曇り メンバー7名
9:25零号道路終端→(12:20-12:50)タケノコ山→13:55社満射岳→(石灰川滑降)→13:10タケノコ山→14:05零号道路


社満射岳は展望の良い山だと聞いていたので好天を狙っていたがまたぱっとしない予報で気落ちする。 もしタケノコ山に登って展望が無かったらサックリ滑ってもう一つ近隣の山を登る予定だったが現地に着くと何と晴れていた。 ここは富良野地方でありながら天気はどちらかと云えば十勝地方に近いような気がする。 4度目にしてようやく社満射岳からの展望が見れそうだ、天気が持ってる内にさっさと登ってしまいたいと気が急いだ。


                    

  
高速がトマムまで繋がったお陰で待ち合わせ場所にだいぶ早く着いてしまった。 空気がピリピリして札幌とまるで違う寒さの中を 町の人が平然と歩いてるのに感心する。 内籐の沢に向うと最終民家の向かいに大きな駐車帯が設けられていた。 そこに車を止めて出発し、樹林の尾根に付けられた昨日のトレースを登ってゆく。 600mを越えて傾斜が増すとこれでもかってくらい急なトレースに手こずる。 そして左のオープン斜面にはクラックが・・・気を付けねば! 樹林帯を抜けると尾根が緩くなって展望が開けてくる。 青空の下に真っ白な雪面が眩しく、 その雪面に映し出される木の影や先行するメンバーの嬉々とする姿が美しい。 タケノコ山からはアンテナのある落合岳とトマム山がすぐ目に留まった。 佐幌岳から狩勝山に連なる山並の先に北日高の白い尖がりを探すが薄くもやって遠望が利かない。 これ以上、展望が悪くならないのを願ってすぐ社満射岳に向かった。          



          

   

真っ更な白い雪稜にトレースを刻む楽しさは別格である。 今期から山スキーを始めたばかりのKさん、Nちゃんも冬山の虜になったのではないだろうか。 ラッセルはさほど沈まず、 雪庇の下に金山湖を望みながら自在にポコを巻くとどんどん山頂が近づいてきた。 緩やかに上り詰めた先に点の場所を示す木杭が雪から顔を出し、 めでたく社満射岳山頂に到着する。 目の前にドカーン!と大雪・十勝連峰を期待したが生憎雪雲が垂れ込めていた。          



          

   

社満射岳からタケノコ山へ戻る途中、前回あまり気のすすまなかった石灰川の源頭斜面を滑ってみることにした。 雪庇の上から眺める限り潅木が煩そうであまり良い斜面に見えないが 木をすり抜けるとなかなか良いオープン斜面が広がっている。 しかも北向きで雪が軽く、結果的に今連休で一番の好斜面を堪能することができた。 ボトムまであっと言う間の楽しい滑りだったがタケノコ山への登り返しが結構きつい。 特にTちゃんのシールが寒さで役に立たなくなり苦労していた。          



          

   

タケノコ山の山頂直下から少し下った処で小腹を満たしてシールを外した。 そこからタケノコ大斜面へ回り込むといつから雪が降ってないのかボードとスキーのシュプールが結構残っている。 なるべく荒れてない斜面を選んでどんどん滑り落ちる。 雪は思ったより悪くないが振り返ってカメラを構えるとトホホ状態であまり良い写真にならない。 急斜面にビビッてる人や太腿にきてる人などそれぞれ苦戦しながらも楽しさがびんびん伝わってくる。 今日はビギナーズラックのおこぼれに与かり展望とスキーに恵まれ楽しい一日だった。
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