主辺山・三王山・三角山 (平取町) 姨失山 (厚真町)  ■Home
  2016年11月19日 晴れ時々曇り メンバー3名   

雪の降り始めは登山に中途半端な時期だがいっそ雪の無い日高西部の低山がお勧めである。 札幌からそう遠くない平取町に藪の薄そうなポコポコした山があるのでまとめて登ってみる。


【主辺山・シュベヤマ 241m】 10:40林道→11:00主辺山→11:20林道
沙流川に架かる幌毛志橋からこんもりした主辺山が望まれた。 尾根に延びる林道の途中から山頂へは藪を漕がねばならないが見た感じ木が茂って藪の程度が気になる。 鹿柵ゲートに車を止めて出発すると道が三方に分かれてちょっと迷う。 一番左を登って尾根に出ると地図にない分岐が現れ、ラッキーなことに造林道が山頂直下まで延びていた。 背の低いミヤコ笹の頂には小さな山頂標識の傍に三角点が埋まっていた。 展望はぱっとしないが一山目の幌消末峰で出鼻を挫かれただけに良い気分転換になる初ピークだった。




【三王山 サンノウザン 321m】 12:30林道→13:00三王山→13:25林道
三つ目の主待山は奥に通じる林道が分からず今回パスして次の三王山に向かう。 なかなかすんなりと登らせて貰えないが気を取り直して糠平川沿いの道道を進むと今夏の大雨で道路のアスファルトが宙づりになっていた。 幌尻岳の糠平川林道はいったいどうなっているのだろと思いながら少し先のヘアピン過ぎに車を止め、ミヤコ笹の南尾根に取り付いた。 所々に熊のクソを見ながら下手な登山道よりよほど歩き易い鹿道を辿って・294ピークを超えると並行して作業道が現れる。 鹿道と作業道を交互に辿って山頂に到着、黄色い山頂標識と古い赤布が垂れ、その下に三角点が埋まっていた。 青空なら木々の間に北日高の山々が見えそうだが展望はさておき思いのほかすっきりした山で満足する。





【三角山 サンカクヤマ 281m】 13:50林道→14:00三角山→14:10林道
道内で丸山に次いで多いのが三角山だと思っていたが改定された「北海道の山辞典」によると丸山>天狗山>三角山の順で全体的に数も増えていた。 ちなみに全国では城山>丸山>愛宕山の順で三角山は二十位、どうやら丸山と三角山は北海道だけ特別多い山のようだ。 さて貫気別の小さな町からすぐそれと分かる山が目に留まるが山頂にあるはずのアンテナがない。 三角山の北側の林道入口まで行くとどうやらアンテナは撤去されたようで道が荒れ、車で行けるかと当てにした保守道をテクテク歩く。 思いのほか急な登りだがあっという間に平坦な山頂に到着、スカスカした頂から小学校と集落が小さく見える。 子供らが遠足で登ったりしてるのかなと思いながら下山する。




【姨失山 ウバウシヤマ 252m】15:15林道→15:20姨失山→15:25林道
同行者のピークハントにお付き合いして再訪、林道の場所がうろ覚えだったが地図がなくても行けそうだ。 どうにか思い出しながら林道を走り、尾根の上に車で出る。 そこからあっけなく一等三角点の山頂に到着、相変わらず笹に囲まれていた。 話によると姨失山のツアーガイドまであるそうだが何だか勿体ないなあ〜。 少し黄昏がかった空がこの山にマッチしていた。


<2016年の 幌消末峰&主待山リベンジ はこちら>
<2015年の 姨失山 はこちら>

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