18日N(土) 晴れ 増毛の最終コンビニで待ち合わせその場で身支度を済ませた。
暑寒山荘に1台デポし本流沿いの林道を辿ると眼下には沢と言うより大きな川が流れ、
前日の雨の影響はなさそうだった。
留知暑寒別川との分岐までに鎖場が二箇所あったが配慮を感じつつすんなり通過する。
大きな砂防ダムを過ぎて左岸に渡って程なく林道が本流に接近する辺りで車をデポした。
思ったよりずっと奥まで入ることができ幸先の良いスタートである。
c290で入渓、初めて踏み入る暑寒別川本流は水が透き通る様に清らかで美しい。
明るいエメラルドグリーンの釜や淵、柱状節理の岩壁に見ほれながら進むと、
やがて薄暗い20mの函が現れた。
左岸の高巻きには梯子が掛けられつい安易な方へ心が動く、
だが今夏そろそろ泳ぐ機会もお終いだろうと函中突破を決め込んだ。
まずはYさんが名乗り出て空身でザイルを引くも数メール進んだところで全く前に進めなくなった。
続いて元気良く飛び込んだKさんも「頑張れ〜」の声援空しく戻された。
岩壁を使えば良べさとしたり顔の自分も泳いでみたがつるつるで掴まる所なし。
一見ゆったりした流れだが思いのほか水流強く、揃って口惜しい高巻きとなる。