知内丸山 シリウチマルヤマ 665m (知内町)  ■Home
  2017年6月24日 曇り時々晴れ メンバー5名 矢越山荘コース
  9:55矢越山荘→(11:40-11:50)知内丸山→13:00矢越山荘 登り1:45/下り1:10 休憩含む

全道的にパッとしない天気だが唯一雨マークの無い道南の山々をキャンプがてら訪れることにした。 知内丸山は北海道夏山ガイドの新刊に追加された一等三角点の山で、同じ小谷石地区にある尖山とセットで登ってみる。

5時に情報館を出発、高速を飛ばして道南エリアに入ると徐々に天気が回復してくる。 4時間ちょいで小谷石集落に到着、畑の右奥に目指す丸山と左に小さな尖山が見える。 矢越山荘を訪れるのは初めてで木の匂いがする館内に絵画が飾られてなかなか素敵な施設だ。 親切な管理人のおばちゃんからアイスコーヒーをご馳走になり、裏手に続く林道を出発する。

小沢を徒渉して植林された杉林の登山道を登ってゆく。 登山道と言っても下草の無い尾根に延びる踏み跡のような感じで、ふくらはぎが痛くなる程の急登である。 やがて植生がブナとミズナラの広葉樹に変わり、枝振りの見事な老木に「八面樹」、「百手観音」等の名が付いていた。 そして「千畳敷」の広尾根を過ぎると再び急な登りに一汗絞られ、いつの間にか小谷石の集落と尖山がはるか下に見える。 次々に出てくる標識は興味深く「鹿立」と呼ばれる場所は矢越岳549mのビューポイントだった。

花はシャクナゲとエゾツツジがぽつぽつ咲く程度だ。 漸く山頂らしきのっぺりした頂が左奥に姿を現し、コル付近の笹に少し難儀しながらピークに到着した。 三角点の傍らに山頂標識が転がっているが、この山は私有地らしいのであまり手を入れられないのかも知れない。

海峡越しに津軽の山並みを見たかったが薄曇りで残念、海からの心地良い風を受けながら下に見える尖山に向かった。

<次の 尖山・イカリカイコース はこちら>


inserted by FC2 system