知内岳は津軽海峡に面する知内山地の最高峰で、同山域の岩部岳から燈明岳まで刈り分けがあるのをsakagさんの記録で知る。
刈り分けは国有林境界の測量らしいが再び藪化してしまう前に登ってみることにした。
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知内町農村キャンプ場から林道のゲートまで思いのほか近く、また林道状態も良好だった。
ゲートから10分ほど歩くと燈明岳への入口でうっかり見過ごしてしまいそうである。
道は燈明岳の中腹を巻くように続き、標高点422方向からの立派な刈り分けと合流する。
そこから一登りで山頂に到着、かなりくたびれた社と三角点から少し離れた木に標識が掛かっていた。
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山名から燈明岳は霊山のようだが由来はsakagさんのHPに詳しく紹介されている。
道はすこぶる綺麗に笹が刈ってあり、測量の後も維持されているようだ。
そして雰囲気の良いブナの尾根を二度のアップダウンで三等△奥丸山(写真右)に到着、昨日の丸山方向の藪が薄くちょっと気になる。
天気のせいもあるがここぞという展望の場が無く、かなり退屈な稜線である。
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奥丸山からは道の左右にギョウリンソウを見ながら15分で知内岳に到着、ここも展望のない頂きである。
快適な刈り分け道を3時間弱で知内岳だったが、これなら先に車を回して岩部岳まで縦走すれば良かったと少し悔しい思いをしつつ往路を戻った。
開湯800年の歴史を持つ知内温泉でさっぱりして帰札する。
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<昨日の 知内丸山と尖山 はこちら>