尻岸馬内山 シリキシウマナイサン 772m (芦別市)  ■Home
2015年12月27日 曇り時々雪 北東尾根ルート 6名
9:40国道38号→(13:35-13:45)尻岸馬内山→15:20国道38号 (登り3:55 下り1:45 休憩含)

尻岸馬内山は芦別市東部にある山で、山名はアイヌ語の「モシリ・ケシ・オマ・ナイ」(島の下にある川)に由来する。 空知川に架かる富良野大橋からこの山が良く見え、そのなだらかな北東尾根をスノーシューで登ることにしました。

出発する林道からピークは見えないが距離が知れている上に6人もいるので楽勝でしょう。 ところが車をパーキングに止めに行ったメンバーに先行してトレースを付けると雪が深くてラッセルが大変。 しかも尾根の雪はぶかぶかで所々に土が見え、傾斜が出ると股上のラッセルに泣かされます。 幸い時々鹿のトレースが現れて亀のペースは脱却したものの2時間以上掛かってまだ半分にも至らず敗退が濃厚に・・ 少しペースを上げることにします。

・545からの急尾根では腰まで埋まる雪に難儀するが再び斜度が緩み、今度は北風に晒され波打つ雪庇が続きます。 既に引き返すタイミングは過ぎているがポコの左に山頂が目前、脚に鞭打ちながらピークに到着しました。 生憎の天気で展望は無いものの思いがけぬ山頂標識に迎えられ、初ピークの満足感に満たされます。 同行のSueさんはこの山が二度目で山頂から町並みが見えたとのこと。 確かに南東は木が低く、島ノ下から富良野市街にかけて眺望が良さそうです。 帰りはトレースが残って流石に早かったが下山して30分もすると日が落ちて危うくヘッデンになるところでした。 残雪期なら半分の時間で印象の薄い山になっていたことでしょう、苦労して登った山を眺める楽しみが増えました。





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