尻別岳・2015再訪  (山スキー)  1107m (留寿都村・真狩村)  ■Home
2015年1月24日 晴れ時々曇り メンバー9名 9:45林道450m→12:00肩1030m→登り返し→13:55林道450m

              低気圧が遠ざかり吹雪は収まったものの天気見合いで急遽、チセから尻別岳に変更した。 現地に着くと数台の車が並び、雪原に延びるトレースの先に雲をなびかせる尻別岳が望まれた。 近づくと稜線から雪煙を舞い上げ風が強そうだが久々に好天の兆しで気分が高揚してくる。
          


トレースは真っ直ぐ尾根に取り付いてなかなか快適だったが中腹から源頭に向かい出したのでこのまま尾根を登ることにした。 樹林を抜け何やら開けた場所に出ると雪庇の張り出す夏尾根で東面だけ木立が無く面白い光景である。 下に鉄塔の建つ橇追山が見え、肩が近づくと国道越しにルスツスキー場の貫別山と竹山、徳舜瞥山とホロホロ山、洞爺湖が望まれ良い眺めである。
         
          


そして肩に出ると稜線下に広がる美しい斜面に目を奪われる。 ここは数年前にガス中でボーダーが一瞬の晴れ間を狙って待機していた場所だ。 下まで400m以上はあるだろうか、こんな良い斜面だったとは知らなかった。 稜線は相変わらず波打って歩き難そう、山頂から雲が取れそうも無いのでお目当ての大斜面に向かうことにした。
         
                    

  

樹林をトラバースして989とのコルに出ると眼下に眩しいばかりの源頭斜面が広がる。 かなりの斜度だが視界がばっちり効いて以前ほどきつく感じない。 右にボーダ達のシュプールが刻まれ、ノートラックの左寄りを滑降する。 南面で日が当たりスキ一には少々辛い雪になっていたが、これでも上等な部類だと元気の良いメンバーが天辺まで二度登り返した。 樹林の中や下部の雪は柔らかく、一月にしては珍しい陽気の中でまったりとスキーが楽しめました。          

<翌日の羊蹄山京極コースはこちら>

<2011の尻別岳はこちら> <2014の尻別岳〜軍人山はこちら>





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