尻別岳 シリベツダケ (道央) 1107.4m  ■Home
97年11月 晴れ時々曇り 留寿都コース 登り1.40 下り1.15 >

車のラジオから「中山峠は凍結のため夏タイヤによるスリップ事故が相次ぎ・・・」と聴こえくる。 たまたまレッカーされた事故車とすれ違い急に不安になってきた。 峠の頂上ではセンターラインに雪があって慎重に運転する。 さて留寿都コースの登山口がちょっと分かり難い場所にあってどうにか農水省何とか農場まで辿り着いた。 農場の入り口にはタイヤの泥(病原菌)を落とす為の深い水溜があり思い切って進みます。 車で林道を登り切ると橇負山(ソリオイヤマ)の山頂でようやく尻別岳の登山口に着いた。 笹刈りされたダケカンバの疎林を出発するとリフト降場に続いて眼下に遊園地とホテル、 国道向かいに貫気別岳とスキー場が見える。 左に羊蹄山を眺めながら開放的な気分で773mピークに出ると風が音を立てて稜線を吹き抜ける。 コルへ下るとベンチが置かれ良い休憩場だった。 ここから肩まで標高差300mあまりの急登には途中ロープが垂れていた。 肩で息をしながら登ってゆくと眺望がますます良くなり、 札幌岳から恵庭岳、ホロホロ、徳舜別、オロフレ山、さらに洞爺湖や噴火湾まで見渡せる。 あとはのんびり10分で平坦な山頂に着きました。 流石にどっしり構える羊蹄山は大きく、裾野に広がるパッチワークのような畑が目を楽しませてくれました。 それにしても寒くて堪らない、おにぎりを持つ雅之の手も冷たく足がぶるぶる震えています。 帰りに泉川温泉「寿楽荘」で暖まりました。




















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