尻別岳 シリベツダケ 山スキー 1107m  (留寿都村・真狩町・喜茂別町)   地図はこちら  ■Home
2011年1月下旬 晴れ後曇り メンバー8名
9:00登山口→11:05尻別岳山頂→12:00登山口

今日も絶好の登山日和に恵まれニセコから留寿都に向かうと真青な空に尻別岳がすっきり望まれた。 かねがね滑ってみたかったが雪崩斜面が四方八方を囲みちょっと近寄り難い存在である。 去年の雪崩事故はまだ記憶に新しいが以前にも前科があるようで気の抜けない山と言える。

いかにもと言わんばかりに急な雪崩斜面が目に付く   林間を抜けようやく開けた南西斜面に到着した    気持ちの良い疎林から・989と山頂の支陵を目指す

登山口には先客の車が止まって広い農場の中にトレースが延びていた。 身支度してる間に雲が掛かってしまったが幸先の良いスタートである。 見晴らしの良い雪原を進んでゆくと正面の急な斜面に何本かシュプールが刻まれている。 一瞬あれを滑るのかと思ったら予定の斜面は右の奥に隠れたままだった。 林道はカラマツ林の中に続き、暫くして去年の雪崩事故の注意書きが目に留まる。 ここは幾度も雪崩が起きて油断ならぬ山らしい。 これを過ぎ「く」の字に道が曲がった先の小沢で林道と別れた。 トレースは左岸沿いに林間を進みやがて眼前に無木立の大斜面が現れる。 いかにもと言わんばかりの斜面だが思いっきり滑ってみたくなるのが本音である。 スノーシューの急なトレースは・989ポコを目掛けるように付いてるが 我々はこの登りに付いてゆけず樹林帯の中をしこしこ登った。


冬初めての尻別岳山頂は残念ながら眺望なしだった   大斜面にて瞬く間に滑り降りるメンバーを見届ける  漸く一息付ける斜度になる、また来たくなる斜面だった  

やがて感じの良いカンバの疎林となり青空と樹氷のコントラストが美しい。 そして小さな雪庇の張る緩やかな稜線を山頂に向かうと所々にボーダーが晴れ間のタイミングを狙って待機していた。 この寒い中でずいぶん気の長いこと、そして何と恐ろしげな斜面を滑ろうと言うのだろうか、 下はガスって良く見えないが「わかさいも」とか「ペンション」が点在する急斜面の筈である。 我々は南西斜面に戻ってまずは先程の疎林を滑降した。 ふかふかの雪が実に気持ち良く、次に木立を抜け例の大斜面に飛び出した。 「沢のど真ん中は行くな!」と天の声が届き、やや左岸寄りに踏み出す。 ちょっとどきどきしながら滑り降りるともう一本行きたくなる程で、冬の尻別岳はかなり面白い山だった。


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