知床岳(再訪) シレトコダケ 1254.2m (道東)  ■Home
2005年4月16-17日 晴れ   総時間7:35(休憩含) 標高差1254m 片道8.5km
1日目 相泊港11:25→海岸上11:45→二股13:10→C1・600m14:30
2日目 C1・5:00→稜線6:00→山頂(6:40-6:55)→C1(8:20-9:05)→海岸上10:00→相泊港10:28

二股から右股詰めはスッキリして歩き易かった    う〜荷が重いテン場までもう少しだ頑張ろう       知床の森でとても贅沢な時を過ごした

早朝4時札幌を出発し高速経由で羅臼町の相泊港に10時40分到着する。 去年と違うのは海岸沿いにまだビッシリ雪が残って、往路は除雪作業の関係でツボだったが復路はスキーが使えた。 さてカモイウンベ川の右岸から段丘に登りc200付近から雪に埋まった右股を詰めC600でテン泊した。 海岸からここまで熊の足跡を13箇所発見するがあまりの多さにいい加減驚きもしなくなる。 天気が良く夕刻5時近くまで絶景を肴に外で酒を飲み贅沢な時間を楽しんだ。 翌朝5時アイゼンで稜線まで一気に登ると平べったい窪地の先に山頂が見えていた。 視界が効いてもこまめにデポ旗を付けた方が無難な場所である。 頂上の手前50m位はとても細く特に右はスッパリ落ちた崖渕を歩く。

     
山頂までもう一息、視界不良時は右の崖に注意   登頂おめでとう!天気が変わらぬ内に下山する   それぞれに大満足した知床岳、また来れるかな

山頂から半島の突端が見え満足、風が強くとても寒いので早々に下山とする。 c780付近で上にいたAさんが足を滑らせ落差100m程落ちたが怪我がなくほっと胸を撫で下ろした。 何てこと無い斜面だが一旦滑ると止まらないものだ・・ この後テン場近くまでピッケルで滑落停止訓練しながら下った。 それにしても去年のテン場はもっと下だったがあの苦労は一体何だったのか我ながら呆れる。 それくらい行程が楽だった。 港に着く頃には雨に変わり今回の登頂は幸運だったかも知れない。本当に目まぐるしく天気の変わる山である。 帰途、弟子屈の温泉銭湯「泉の湯」200円で入浴して札幌には19時到着した。


<2004年の 知床岳 はこちら> 


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