白旗山 シラハタヤマ(道央) 321m   ■Home
99年5月 薄曇り時々雨 真栄(営林事業所)コース
登り0.40 下り0.50
営林事業所パーキング→連絡路経由→(0.40)山頂
山頂→札幌台経由→(1.00)営林事業所パーキング
白旗山は登山というよりクロスカントリ−の競技場として有名な山で手短かな森林浴やバードウォッチング、小学生の遠足等に利用されています。山全体がこんもりとした丘陵といった感じで、とど松の人工林が山頂付近まで続いています。真栄口に営林事業所があって職員の方からパンフをもらいました。施設の休憩室は自由に利用できるようです。
パーキングに着いたとたん雷を伴った大粒の雨が降ってきました。(車の中で良かった!天気予報は 曇り/晴れ だったはずなのに!) まもなく四方の小道から山菜の袋を抱えた人々が小走りで車へと戻ってきました。収穫を尋ねると「あずき菜・こごみ・笹竹」とのこと、親切な方からあずき菜のサンプルを頂いて通り雨の過ぎるのを待ちます。15分ほどで雨が上り空が明るくなりました。まだ遠くでゴロゴロと鳴っていますがスーパーの袋を持っていざ出発!こうなったら山菜採りか登山か目的が曖昧になってきました。中央峠へと続く林道を進みます。(この道は延々と西岡水源地まで続いてます)途中、注意深く獲物を探しながら歩くと ちらほら同じ形の若芽が見つかりました。ヤッター! 林道を離れ白旗山への連絡路に入り階段を一息登るとあっけなく山頂に到着しました。小さな広場に三角点とベンチが並んであります。
残念ながら山頂からの眺めは良くありません、遠く手稲山・札幌岳・空沼岳・恵庭岳が葉の無い木々の間から見え隠れする程度です。夏場はたぶん期待できないと思います。山頂へは3ルートあって結構奥が深そうです。ただ今回のコースの中にも林道や散策道にスキーコースが入り組んでいるため道のわかり難い箇所がありました、ガイド必携です。(迷っても知れてますが)
帰路、札幌台と呼ばれる第2峰に寄りました、名前から札幌の街の眺めを期待したのですが・・・どうやら地勢的な由来のようでした。途中髄所に名前が分からなかったのですが青い可憐な花が一面に咲いていました。(後に北大植物園の中でも見つけました。名前は「エゾエンレイソウ」です。) あずき菜はおひたしにして頂きました、癖がなくサッパリして美味しかったです。

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