然別山 シカリベツヤマ 467m (仁木町)    ■Home
2016年3月19日 曇り メンバー2名 砥の川林道ルート
8:50農道終端550m→(10:40-10:50)然別山→11:50農道終端  (登り1:50/下り1:00 休憩含)

ぱっとしない天気なのでと言ったらこの山に失礼だが仁木町の然別山(アイヌ語でシ・カリ・ペツ 自分を回す川)を予定した。 仁木町の国道跨線橋から目に留まる小さな岩塔がトレードマークの山で道路地図にも名前が載ってちょっと気になっていた。 前に取り付きを下見した南側の道路は車を止める場所がなく、北側の砥の川林道から入ることにする。


余市川に架かる頼り無さそうな橋を渡って終端の果樹農家に車を止めさせて貰う。 拡声器から流れるラジオは熊避け対策だろうか?傍を雪解けの進んだ砥の川がごうごうと音を立て、うまく徒渉できるかと思いながらワカンで出発する。 ブリッジの傍に早々と顔を出すふきのとうを少々頂き、雪の腐りかけた北東尾根に取り付いた。


尾根は登り易く坦々と標高を上げるがガスが濃くなる一方だ、少しばかり下界の風景を期待したが今日の天気では雨に当たらないだけましかも知れない。 山頂には新旧の赤テープの他に、質素な標識が掛けられてそれなりに人が登っているようだ。 奥にぼわっとした尾根が稲倉石山へと延び、その下は金銀などの一大鉱山があった場所である。 たぶん二度目のない山だけに展望を確認できずちょっと残念、かつて栄えた然別の金山を下山する。





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