然別三の沢〜然別山  1264m 山スキー (鹿追町・新得町)  地図はこちら  ■Home
2013年3月24日 曇り メンバー5名 然別三の沢ルート
7:30三の沢林道→(10:35-11:00)然別山→12:15三の沢林道

三等三角点の然別山(シ・カリ・ペツ 自分・を回す・川)はニペソツ山から南に派生する支陵上にあり、 端正な頂陵部からニペソツやウペペ、然別湖周辺の山々の眺望を期待させる。 アプローチに然別川三の沢林道を考えたが菅野温泉が廃業とのことで前日道路を下見することにした。 除雪された道に車の轍が続き、地元ナンバーの車が林道口に止められスキーのトレースが延びていた。 おっ、これはついてる!こんな風の強い日に来るのだからよほどの山好きに違いない。 明日までトレースが消えないことを願って初日のナイタイ山に向った。

                    



出発してすぐ林道が二手に分かれ右がニペソツシントシベツ林道、左が予定の然別三の沢林道である。 冬に右の林道から登ってる記録はあったが予定した左のルートからは見当たらなかった。 山頂まで一直線に突き上げる南尾根は狭い上になかなか急そうで一抹の不安があるもののすっきりしてそうに思えた。 さてこのトレースどっちに向かうか気になるところだが願ったり叶ったり三の沢に進んでいた。 すっかり口を開けた沢の川岸にはまだ人の背丈ほどの雪が積もり、 緩やかな林道の先に然別山の白い頂が望まれた。 暫くして道脇に血の跡が散見され首と腹わたのない鹿の屍が転がっていて驚く、 熊の仕業かと思ったが違うようだ。 もしかしてこのトレースはハンターのだろうか? 何だか急に心配になってきた。

         
                    



トレースは一つ手前の尾根を登りかけたと思いきや、取付き尾根を過ぎるなど若干迷走しながら、 最終的に予定した・857の尾根に取り付いたのでほっとする。 この尾根はうっそうとした植林帯で作業道でも無ければうんざりという感じだった。 登りはともかくスキーで下りたくないなと思いながらトレースを辿ると、 やがて作業道に続いてトレースまでぷっつり消えてしまう。 昨日は風が強くここで撤退したようである。 少し拍子抜けしたがここまで導いて貰えただけでありがたい。 あとは木が混んでようが急だろうがガツガツ登るしかない。 やがて尾根上に古い赤布を見かけるようになる。 どうやら尾根の末端から続いてるようで、 それなりに昔から登られてるルートなのかも知れない。 1050m前後の急登に手こずりながら左右の沢形を伺うと疎林の好斜面が垣間見える。 一旦尾根が緩んだのち、いよいよ山頂まで急登が始まり残り数十mでツボになった。




         
                    



すこぶる急な斜面に見えたが何と、スキーに最適な疎林が広がっているではないか! こんな好斜面をツボで登ってるのだから全く勘が悪いと言うか勿体無い限りである。 幸い雪はそれほど埋まらず、ぐいぐい先頭を登るkaさんが頂稜に出るなり雄叫びを上げた。 「イヤッホー!色んな山が見えてるよー」 どれどれ、おー確かに見慣れぬ風景が広がっていた・・・ 薄っすら青み掛った空の下、ニペソツ川の向こうに見知らぬ低山がポコポコ並んでいる。 まずまずの展望で贅沢を言ったら切りが無いが、 内心この山からの大展望を期待していただけにちょっと残念だった。




         
                    



お馴染みの然別界隈の山々(写真左) 石山・遠望山・北ペトと(仮称)然別大山1414mの間に昨日のナイタイ山が見えていた。 然別山から南に続く陵線には(写真左)ピチカシナイ山の頂が嘴のような尖がりを見せている。 東大雪はどっしりした丸山が見えてるだけで肝心のニペとウペペが半ば雲に隠れ、 本来なら真っ白な十勝連峰とトムラウシ山まで目を見張る景観を望めた筈だが雲で隠れ残念だった。




         
                    



下降は尾根を止めてスキーデポ地から南東面沢を下ることにした。 始めは沢の斜面をトラバースしながら戻ろうかとも思ったが、 雪の状態が安定してるので思い切って沢底まで下ってみる。 狭い沢だが雪がびっしり埋まって流木や滝もなく快適である。 三の沢の出合いが近ずくといよいよ水が出てきたので斜面をトラバースすると 呆気なく林道のトレースに合流し我ながら驚く。 緩やかな林道は登り返しが無く一気に車に戻れるのも良い。 当てずっぽうで入った尾根と沢形だったが短時間で上り下りでき、なかなか好感の持てる山だった。

<2013/03 昨日のナイタイ山はこちら>




         
























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