狭薄沢川〜狭薄山 サウスヤマ 1296.1m 遡行(道央) 地図はこちら  ■Home
2006年9月下旬 晴れ メンバー5名
入渓c480・8:00→c670林道8:55→710二股9:45→山頂(11:55-12:40)→c760林道14:30→c670林道14:50 (休憩含)

初めてこの沢に入ったのは1998年6月で蚊柱が立つと言っても過言でない虫の多さに癖々した思い出がある。 よく酒飲みに蚊が寄ってくると言われるが当時のメンバーの中で一番酷くやられたのが私で体中めった刺しだった。 次の日ボコボコに腫れた顔は熱っぽくあまりに酷いので出社する前に病院へ寄った。 まさか蚊に刺されて医者に行くとは思わなかった。何だかむず痒くなるような笑い話だが以来この近辺の沢はとてもイメージが悪い。

狭薄沢川でお初に現れるc600・8mの滝         二番目のc890・6m弱の滝 (by H川氏)       三番目のc940・8mの斜滝 何れも直登は難しくない
待ち合わせ場所の漁橋に6時に集合、生憎の曇り空だが雨以外はたいして気にも掛けないメンバーの集まりだ。 今日狭薄沢をやって適地でテン泊し明日漁入沢川を詰め漁川へ下る予定である。 車2台を漁川の河畔にデポし残り1台で豊平林道へ向かった。 事前に借りた鍵でゲートを開け豊平峡大橋を渡った先の狭薄沢に架かる橋に車を止める。 狭薄沢の右岸には狭い林道が延び以前は車で中まで入ったが3名は此処で降り残り2名で車を680mの林道に廻した。 上部の林道へは地図を頼りに簡単に行けると思ったが道が結構複雑でGPSが役立った。 おまけに道を塞いだ倒木をノコで切って除けるなど思いのほか苦労した。
林道から入渓し3名が登って来るのを待つ、流石に9月の下旬ともなれば虫の心配など全く無用だった。 ほどなく嬉々として彼らはやって来た。 下から林道までにちょっとした滝が一つある筈だが聞くと直登したらしい。 此処から上には6mの滝、8mの斜滝、他に小滝が3つあるだけで何れも容易に登れる。 前に遡行した時には大きな雪渓を幾つも越えたが今日は水量も少なく至って単調である。 残念なことに昨夏の大雨の影響か倒木が目立ちゴミゴミ感が漂っていた。
1040mの分岐を右に入ると天気予報が外れついに小雨が降りだした。 チョロチョロ流れる水も直ぐに尽きc1200まで続く沢形を詰めて後は軽い籔漕ぎで山頂から西に100mの稜上に出た。 雷が鳴り出し小雨の山頂にツエルトを張り皆で食べたマルチャンのソバが空腹にたまらなく旨い。 下り終盤でK城さんが脚を踏み抜いて負傷しc760から林道を歩いて車に戻った。 雨は止みそうもなくその晩はテン泊を止めざるを得なかった。


狭薄山 1296.1m ツボ(道央)  地図はこちら  ■Home
2004年5月上旬 晴れ  豊滝コース メンバー3名 片道8km(林道2km含)
林道4:30→登山口5:05→縦走路6:50→1036縦走路コル8:00→狭薄山(9:35-10:25)→縦走路12:40→登山口13:25→林道14:00

狭薄山より辿った峰々を眺める
縦走路までは札幌岳の豊滝コースと同じだが違いは長丁場なので4時半にスタートしたことである。 急な尾根を我慢して登っていくと稜線が朝焼けに輝き振り返ると夕張・芦別・暑寒の山々も負けじと美しい。 縦走路に飛び出てから1147Pまで僅かな距離を一気に登り大休止する。 ここからの眺望も一級品で札幌岳が朝日を浴びなんとも美しく横に羊蹄山の秀麗な姿が望まれた。 目指す狭薄山は入組んだ山々の奥で遠く昨日降った新雪が黄砂の汚れを隠し綺麗に見える。
今日のメンバーは同会一名と始めて山をご一緒するN爺さんである。 N爺さんとは二週前にそれぞれ単独で来て時間切れで引き返し再挑戦を約束した。 彼の凄いところは登山口まで自転車を使うのと恩歳70を過ぎ健脚なことでその後何度も山をご一緒させて貰った。
行く先にトレースの跡が無く晴天とはいえ迷いそうな地形なので要所にテープを下げて歩いた。(帰り全て回収) 1157Pの裾を大きくトラバースし1036コルから蝦蟇沢の源頭へ向かう。 今日は時間的な余裕と好天でルートに全く不安が無く雪も締って快調なペースで歩けた。 蝦蟇沢はあちこちに川面を覗かせチョロチョロ流れる雪解け水は汲んで飲みたいほど綺麗だった。 ブリッジを渡って二瘤ラクダのように見える一つ目のポコの急な尾根を登ると背中は意外に平らだった。 更に二つ目のこぶである1156Pに登ると何処からかツボの跡が交わり少し先を一人歩いている。 1110mの小ピークを右に巻き山頂とのコルに立つと数年前に狭薄沢を遡行した時のことを思い出す。 尋常でない数の蚊にやられ藪を漕い踏んだ初ピークはまた違う意味で忘れられない。
遠くからは端正で急な頂に見えるがコルから最後の登りは意外にあっけなく山頂には真新しい標識が掛けられていた。 先に着いた単独者に聞くと空沼登山口からほぼ同時刻に出発しGPSなる物を取り出し11kmあったと言うから随分脚が早い。 青空に恵まれ遮る物の無い山頂からは近郊の山々を含め360度の眺望が楽しめた。 帰りはツボの跡がすっかり消えるほど気温が上がり抜かって歩き難いが今日は恵まれた日だと感謝する。 1147Pの登り返しは辛く縦走路で狭薄山に「さよなら」して下山した。
山頂へは手前の1110Pをトラバースする     コルから最後の登り、遠目で見る程高さはない     山頂からは360度の大展望が待っていた  
山頂からの眺め、この次は空沼から小屋泊まりで来てみよう!

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