エサオマントッタベツ川沿いの林道を数百m進んだc645で車を止めそこから古い林道を数百m歩いて入渓する。
30分程でガケノ沢へ入り中小の滝を次々に登っていくと1000m過ぎから大きな雪渓が幾つか現れる。
早くも稜線が近くに見えぐんぐん高度を稼がねばならない。
やがて涸れ沢となり二股を左に選び笹や低潅木を掴んで登る。
たいした藪漕ぎもなくお花畑の源頭を登り詰め山頂から30m手前の稜線に飛び出す。
近くに一張分のテン場がありハイマツを越え山頂に至るとテント二張程の狭さだった。
1839峰とエサオマンが望まれ暫し感慨に耽った。
帰りはメンバー不調の為にJPからエサオマントッタベツ川の予定を変更しピリカペタン沢を下ることにした。
頂より北尾根を辿って右俣のお花畑を降るとスムーズに源頭に入れた。
しばらく涸れ沢を下ると滑りそうなナメが出てくる。
さらに小滝を幾つか降るとc1360で30mの大滝が現れた。
幅が広く明るい滝で右岸の草つきに踏み跡があったが懸垂で降った。
その後も5m〜10mの滝がありザイルを出して下降する。
長時間行動と暑さでさすがに疲れ林道から4km先のヒュッテまで長かった。
ここから車の回収を考えるとウンザリだが足自慢のメンバーがジョギングで8km先の車を回収した。
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