ガマ沢〜札幌岳 遡行  1293.8m    ■Home
2007年8月下旬 晴 登り6.58 下り1.58 (休憩含) メンバー2名
豊平川林道ゲート6:09→c622入渓7:04→c938分岐11:38→従走路12:25→札幌岳(13:07-14:52)→冷水沢下山口16:50

蝦蟇沢に架かる橋を過ぎて入渓する     薄暗い渓だがやがて小さな滑が現れる       苔むした渓相がなんとも綺麗だった

5時自宅を出発する。 一台を冷水沢の登山口にデポしもう一台は定山渓トンネルの先にある豊平川林道ゲートに止める。 ゲートから入渓まで約6kmの林道歩きを覚悟したが後ろから走ってきた作業車に豊平峡大橋まで乗せて貰う。 僅か数十分の短縮だが有難い。 蝦蟇沢に架かる橋から少し先のヘアピンカーブより沢に下る。 日が入らず一見薄暗い感じだが苔生す静かな雰囲気が気に入った。 今朝は少し寒いがそれにしても虫が全くいないのが不思議なくらいだ。 以前、無防備で入って酷い目に遭ったがこの山域の蚊はもの凄い。 二度竿を出すが反応なし 「いないか?」 と思ったら岩魚が1匹だけ掛かった。 C700から断続的に小滑が現れ気を良くするとc800で小さなゴルジュの奥に3mの滝があって面白そうだから突っ張りで登る。 小振りの滑と小滝ばかりだが新鮮で楽しい。 途中で大きな釜があり竿を入れるとたちまち数匹程釣れた。 c885この沢で一番大きな滝6mは容易に直登でき初心者が十分楽しめる。 倒木を我慢しながら歩くとc938分岐にテープが下がり水量は一気に少なくなった。 蕗や草が被りc980二股は地図とコンパスを頼りに左に、直ぐ先の二股を右に進む。 水は1030mまで流れ、笹を漕いで従走路を探すと地図より上にあって少し判り難い。 笹が被って歩き難く眺めが悪いのが難点だった。 豊滝コースの分岐から200m登り誰も居ない山頂で岩魚と野菜の天麩羅を楽しみ下山する。 虫がいなけりゃ近場で良い沢だが今日みたいに一箇所も刺されないなんて奇跡である。

c800、ゴルジュの淵をへつり3mの滝を登る     c885、この沢で一番大きな滝6mが現れる       手掛かりは十分あり快適に登れる
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