豊滝コース〜札幌岳(道央)ツボ 1293.8m   地図はこちら(約100kb)  ■Home
2004年5月 晴 豊滝コース 登り3.10 下り0.45 (休憩含・林道別) 総時間3.50(林1.25) 片道2.0km(林2.0km)標高差650m(林170m)
林道車止→(0.50)登山口→(2.35)縦走路分岐→(0.35)山頂→(1.15)林道車止

残雪時は林道歩きから始まる          開いた小沢は適当な場所を選んで渡る      小沢から尾根への急斜、稜線までずっと続く

例年より残雪が多く10日程前に来たときは豊滝の入口から雪がビッシリだった。 今日はその後の陽気で一気に融け林道中ほどにある橋の手前500mまで車が入れた。 林道は倒木や雪塊が転がっていたりと荒気味で登山口まで1時間近く歩かされる。 口の開けた小さな沢を2つ渡りいきなり急斜の尾根に取り付いたが残雪時は沢沿いに少し歩いてから登った方が楽なようだ。 稜線までの距離こそ短いがきつい登りの連続で頑張った分だけ山頂が近くなるのが実感できる。 ようやく従走路に出ると辛さから開放され手に取る近さに山頂が迫る。 稜線の一部は這い松が出て右に回り込むがクラックが走り気が抜けない。 山頂直下の潅木に捕まり四つん這いで登るが下を見ると谷間が目に入り高度感満点である。 頂上に出ると冷水沢コースから来た数人が暖かな陽の下で休んでいた。 ザクザクの斜面は何処からでも降れて、あれよあれよと林道に着く。

        1147ピークから見る札幌岳、「縦走路」と記した辺りに出て山頂に向う



  冷水沢コース〜札幌岳(道央)山スキー 1293.8m  地図はこちら(約160kb)  ■Home
2003年2月 晴 冷水沢コース 登り3.45 下り1.15 (休憩含) 総時間5.00 片道5.5km 累積標高差857m
登山口→(1.30)冷水小屋→(2.15)山頂→(1.15)登山口
穴が開いてるので滑降時注意する       夏の写真と比べると雪の多さが分かる     尾根手前の開放的で緩い斜面

冷水小屋までは夏道とほぼ同じ、沢は所々ポッカリと口を開き滑降時はへっぴり腰で慎重になる。 小屋からは上は一般的には沢を真直ぐ詰めるが右岸の急斜面を登りトラバースして尾根へ出るいつものコースを辿った。 尾根手前の緩斜面は谷地形のため風も無く枝振りの見事なトドマツを見ながらのんびりと歩く。 尾根に出ると前日のサラサラ雪があっさり積って歩き易く山頂は360°の展望が得られ大満足だった。 下山は沢地形に沿って滑り小屋裏の滝も新雪のお陰で難儀せずに通過することができた。

 山頂から北方のパノラマ、右の雪庇に注意、この日は遠く暑寒の山々まで見渡せた。



  冷水沢コース〜札幌岳 夏尾根 ■Home
98年10月 曇時々晴 冷水沢コース 登り2.50 下り2.30 総時間5.55 片道5.6km 累積標高差857m
登山口→(0.50)林道横断→(0.30)山小屋→(1.30)山頂→(1.00)山小屋→(1.30)登山口

 手入されず鬱蒼とした植林の中を進む           林道に出ると何と車が?!            冷水小屋

国道230号は廉舞付近でノロノロ運転になりもう1時間早く家を出ればと後悔する。 今年の紅葉は暖かい日が続いていま一つとの評判だが赤や黄が映え結構なものだ。 豊平狭ダム手前の登山口は車が一杯で山道の少し先に数台置けるスペースがあった。 薄暗いカラ松林を抜け冷水川沿いに森林浴気分で出発する。 途中で沢を渡る箇所を見逃すがそのまま沢沿いに進んで合流する。 暫く歩いて冷水沢林道を横断すると車が何台も止まっていて、冷水小屋には沢山の人が集まっていた。 小屋からは急な登りが続いて背後に無意根山、余市岳が雲間に見え隠れする。 次第に緩い登りになるが道はぬかるんで靴が泥だらけになる。 ようやく着いた山頂は生憎ガスで視界はゼロに近い。 僅かに定天と真駒内の街並み、そして八剣山が見えるだけだった。 風が寒く石鎚神社の祠の陰に隠れて腹ごしらえして退散する。 小屋前の湧水で大量の缶ビールが冷やされ・・きっと今夜は盛り上がるのだろう。 翌日は台風で大荒れだったけど無事下山できたかな・・ 小さな子供もいて気になりました。 帰りも大渋滞に巻き込まれ国道に出るまで1時間、更に簾舞まで1時間、結局家まで3時間も掛かってしまう。 紅葉の時期は定山渓方面の山に注意しましょう。

  小屋前の水(残念だが煮沸が必要)      緩い尾根を登っていくと奥に山頂が見える       この日は視界が無くとても寒かった
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