境山〜キムン芦別川  サカイヤマ 845m (芦別市・三笠市)    ■Home
     2018年9月1日 曇り 2名 キムン芦別川林道ルート
     7:10林道350m→8:35入渓425m→(11:10-11:45)境山→14:00出渓→15:20林道・車 登り4:00/下り3:35

なだらかな夕張山地の一角をなす境山はさしたる特徴もなく登山の対象になり難い山である。 先日、奔別岳とセットで計画したがこの山だけ時間切れになったのでキムン芦別川から詰めることにした。

林道ゲートを進むと程なく道が崩壊し車を止める。 時々倒木が塞ぐ林道を5km歩いて数十m下のキムン芦別川右俣に入渓した。 こじんまりした渓は隣の奔別岳の沢ほど滑らないがつるっとしている。 滝は小さいのが4つか5つ、更に520m二俣手前で8mが最大だった。 二俣からはやや鬱陶しさを感じながら狭い流れを詰めてゆく。 稜線に出てあとは坦々と藪を漕いで終わりかと思ったら蔦が酷く、 小一時間掛かって着いたのは境界標識が埋まるポコだった。 そして少し先のピークに到着、三角点を探すが見付からず木にピンテを結ぶ。 木と藪で展望は無いがそれでも初ピークの山は何故か充実感が違う。    
幾らか見晴らしが効くポコに戻るとトンボが飛び交い、煩わしいブヨがいなくてあずましい。 雲の下に夕張岳から芦別岳の峰々が連なり、その中に夕張マッターホルンと呼ばれる尖がりが目立っていた。 境山は道道美唄富良野線が開通すれば残雪期に楽に登れるのではと思っていたが稜線はそれなりの細さだ。 味気ない沢沿いの道にジャコウソウとネジバナがちょこっと彩を添えていた。





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