北東面沢〜礼振峰 レブリミネ 1050m (芦別市)   ■Home
2014年7月5日 曇り時々晴れ 惣芦別川林道〜北東面沢ルート メンバー2名 
6:40監視小屋→8:05天狗橋入渓→8:20北東面沢出合い→(10:20-10:40)礼振峰→12:20天狗橋出渓→13:20監視小屋

礼振峰は「ガイドブックにない北海道の山50」(八谷和彦さん著)で初めて知った山、 奥深い後芦別山塊に属するマイナーな山である。 さして難しい山ではなさそうだがアプローチが問題で林道の規制が厳しい上に崩壊も進んでいるようだ。 そんな山に先日、ガイドツアーが入ったと知って驚く。 ゲートが開いているとは思えないが一縷の望みを抱き、自転車を積んで出かけることにした。 (写真は崕山から望む礼振峰)
                    

  
林道は芦別ダムを過ぎてすぐ二股になる。 右の奥芦別川林道には鍵が掛かっていたがどうせ崩壊して通れない筈である。 戻って左の惣芦別川林道を進むと堅牢なゲートが立ち塞いでいた。 監視小屋の裏手に駐車してゲートの柵を超える。 その数百m先にも同じようなゲートがあって今度はマグネット式の南京錠と恐れ入る。 初めフラットな林道も緩やかなアップダウンに太ももが悲鳴を上げ、 それでも着々と距離メーターが進み1時間20分で12km先の橋に到着した。          
                    

  
天狗橋から踏み跡を下って惣芦別川本流に入渓、澄み切った水がほってった体に気持ち良い。 渡渉を繰り返してゴーロを淡々と進むと後ろに崕山の末端岩峰が聳える。 この山に登ったのは一度っきりだがこんなアングルでしかもこんな間近にちょっと感激する。 やがて右から出合う小さな北東面沢は小振りながらも一瞬おっと唸る渓相で先を期待させた。          
                    

  
だが予想通り蕗が茂るだけの小川で、鹿道を探しながら遡ると890mの湧水で水が枯れる。 タニウツギの飾る枯れ沢を登って結局、滝が一つも無いまま北の稜線に飛び出した。 稜線の下には古い作業道が延びていたが何処に向かっているのか分からず、 カンバと笹の稜線を辿ることにする。          
                    

  
急斜面の頂稜に取り付くと小規模な岩峰が出始め、 隣の崕山と同じ岩質なので何処かにホテイアツモリソウはないかと期待したが足元に白と黄色の花が咲くだけだ。 山頂手前の岩塔に登ると爽快な眺めが広がってちょっとした展望台のようだった。          



芦別岳とポントナシベツ岳は雲に覆われてしまったが夕張中岳がどっしり構えて存在を誇示している。 その隣には御茶々岳が珍しく山の体をなし、小天狗岳(南峰・北峰)と中天狗岳の奥に布部岳が顔を出していた。          
                    

  
三角点の上に置かれた山頂標識は割と新しく、それなりに人の訪れる山なのかも知れない。 一方「點」と書かれた三角点はかなり古い時代に設置された物でよくこんな重い石を運び上げたものである。 山頂の西側は木が茂って幾春別岳や惣芦別岳が垣間見える程度、 それでもシューパロ岳や夕張マッターホルン、鉢盛山など普段なかなか人前に出てこない山々や遠くに夕張岳が見えて満足する。          
                    

  
崕山の岩峰が縦一列に並んでこの山と同列の褶曲山脈を成しているのが良く分かる。 もう訪れることのない景色を目に焼き付け下山とします。 帰りの林道は崖淵でスピードが付くとちょっとおっかないが思いのほか早く下山することができました。 人と会うこともなく秘境、奥深さを実感させる山だった。          




          
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