週末は登山愛好会として半世紀近く続く山嶺会の仲間と来馬岳に登って白老の温泉に一泊することにした。
オロフレ峠から来馬岳は数年前に一度歩いたがピストンは初めて、序に前から気になっていた橘湖にも寄ってみようと思う。
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オロフレ峠で待ち合わせる。
皆さん元気で相変わらず饒舌です。
緩やかな尾根を登ってゆくと後に駐車場と羅漢岩、オロフレ山の眺めが広がる。
やがてスカスカした灌木越に来馬岳が見えるが先はまだ結構遠い。
縦走路は以前より広く、お喋りしながら呆気なく途中のカルルス山に到着した。
広場に山頂標識が立ち、刈り分けから小高い場所に登ってみるが見晴らしが全くない。
百mほど離れた藪のバケモノ山を見ながらコルに下り、緩やかな尾根を登ってゆくと東に室蘭岳が見えてくる。
前を行く女性の先輩からこの稜線を室蘭岳まで繋いだ話を聞きながら歩く。
そして笹越しの展望を楽しみつつ来馬岳に到着、単独者が休んでいた。
以前は車を回してスキー場へ下ったがピストンする方が手っ取り早そうだ。
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【来馬岳山頂からの眺め】穏やかな山頂からオロフレ山の奥にホロホロ三山(徳舜瞥山・ホロホロ山・オロオロ山)と風不死岳・樽前山を眺める。
左のバケモノ山から右の加車山まで馬蹄形の尾根が渋い色合いで冬を待つばかりという感じだ。
帰りは洞爺湖や羊蹄山が見え、三組の登山者と行き交う。
ここは来馬岳のメジャーなコースに昇格したようだ。
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橘湖
タチバナコ 410m (登別市)
■Home
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2017年10月14日 晴れ 単独 薬師神社コース
13:40薬師神社→14:10橘湖西端→15:10橘湖西端→15:30薬師神社 周回1:50
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みんなと一旦別れ、カルルス温泉の道路向かいにある秘境橘湖に向かう。
橘湖は一周約1.5kmのカルデラ湖で来馬岳の山頂から倶多楽湖の手前に丸く小さな湖が見えていた。
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道道を下り過ぎ少し戻った薬師神社に車を止め、新しい案内板に従って遊歩道を進む。
落ち葉の下に隠れた石ころで少々歩き難いが次第に良い道になってくる。
コースの分岐が数か所出てきて行きは良いが帰りに間違いそうだ。
やがてスカスカした木の下に湖面が見え、九十九折りに下って湖と対面する。
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観光地の割に人の気配が無く、湖面にさざ波が立って少々寂しい感じがする。
だが薄っすら色付く湖畔の風景が美しく、折角なので左回りに周回することにした。
木の枝がスカスカでさして眺めの邪魔にもならないが、二ヶ所ある開けた岸辺からの風景は最高で水音を聞きながら暫し岩の上に佇んだ。
紅葉の時期や新緑の頃なら人が訪れるのかも知れないが結局、誰と会うこともなくみんなが待つ民宿に向かった。
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<2016年 カルルス氷筍洞窟〜1077峰(バケモノ山) はこちら>
<2010年 オロフレ峠〜カルルス山〜来馬岳 はこちら>