来馬岳ライバダケ(登別市)1040.1m  ■Home
99年5月 快晴 カルルス温泉コース
登り2.05 下り1.45(山菜採り時間含む)

今日は予報通り朝から快晴になりました。 気温も上がって初夏の陽気になりそうです。 6時を回ったころ珍しく下の子が一人で起きてきました。 ソファに座ってボーっとしてるので早く着替えを済ませるよう促します。 これからキャンプ道具一式を車に積み込まねばならず早々と食事を済ませました。 荷物はなるべく少なめに心掛けてるのですがまだ防寒着等も必要でどうしても多くなります。 トランクに無理矢理押し込んで体重を架けながら閉めるのですが見た目にも盛り上がっています。 そろそろ私のセダンでは限界のようで1BOXが欲しいのだけど・・・まっ良いか。 7時30分 何とか家を出発しました。 今冬は雪が多かったので山の雪解けも大分遅いようです。 車の中から空沼岳〜札幌岳まで残雪を頂いた山並みが望まれます。 特に無意根山が真っ白で、これから登る来馬岳は大丈夫かなと少し不安になりました。 大滝からオロフレ峠を過ぎた辺りで「来馬岳」の山容が目に入りました。(写真) 見た感じでは所々に雪渓があるようですがたいしたことはなさそうです。(今年初の家族登山には良い選択だったかな(^o^)v) 登山口のスキー場に着いたのが10時30分 家を出てから丁度 3時間でした。 駐車場には既に数台の車が止まってますが殆ど山菜採りが目的のようです。 私達より少し早く出発した2人連れの登山者がいたので案内板もろくに見ず彼らに付いてくことにしました。 広いゲレンデの中は開放感はあるのですがいまひとつ登山の趣ではありません。 第1リフトの左横に細い踏み跡が続きます。 ガイドブックでは第2リフトの右に道があるようですが2人連れはそのまま左を登っていきます? 自信のない私達はもちろん後を付いていきます。 この道は十三曲がりと言う急な火山灰でやけに歩き難く、 第2リフト終点で一休みしてる彼らに尋ねると「地元のもんだけど未だにちゃんとした道はわかんねー」という返事でした。 スキー場終点を過ぎて開けた地に5合目の標識が立っていました。 ここから上は笹の刈り分け道でようやく登山道らしくなってきました。 所々で残雪の上を歩きます。 1m位は積もってるでしょうか? 不思議なものでついこの前まで雪に囲まれた生活をしてたのに雪渓を見ると妙に嬉しくなり、子供らもおおはしゃぎでした。 小さなシラネアオイが数株ありましたが花の時季はもう少し先のようです。 時折やせ尾根を風が唸りながら吹き抜け一抹の心細さを感じます。 ダケカンバのジグを登り切ると釣り金と頂上の標識が目に入りました。 5合目からは距離も短くあっけない感じでした。 山頂は広い草むらで誰もいません、年配の御夫婦が登ってきて先ほどの2人連れはその後に登ってきました。 眺めが良いです! 地獄谷と倶多楽湖の手前に初めて見る小さな沼は橘湖でした。 樽前山と羅漢岩を擁するオロフレ山、反対側には羊蹄山も見えます。 風を避け窪地でお結びをぱくつきました。 下山は小さめの「山うど」を採りながら、いつの間にか「うどいらんかい〜」の山菜親子に変身です。 カルルス温泉に寄ってポロトキャンプ場に向かいました。

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