幌消末峰 ポロケシマッポウ 266m 主待山 シュマチヤマ 345m (平取町)  ■Home
  2016年11月23日 晴れ時々曇り メンバー3名   

真冬並みの寒気が入り札幌をはじめ日本海側は大雪とのこと、また大袈裟な予報だと思うが風が強そうだ。 こんな日はだいたい胆振方面が良いので先日に続き平取町の低山をリベンジすることにした。


【幌消末峰】9:10道道→9:55主辺山→10:30道道 登り0:45/下り0:25

山名は山裾を流れるポロケシオマップ川(アイヌ語で広い葦原の端)に由来する。 前回、国道から登ろうとしたら私有地で立ち入りを断られたので道道131号から西尾根を登ってみることにした。 身支度して牧草地を出発すると良い天気だが手が悴みそうなほど風が冷たい。 今日はこの程度の山で正解だったと思いながら、長靴の丈ぎりぎりの深さのポロケシオマップ川を徒渉し尾根の末端に取り付いた。

葦ではなくやや鬱陶しいセイダカアワダチソウの枯草を分けながら登ってくとやがて背の低いミヤコ笹が覆い、その中に続く鹿道を辿る。 古い作業道が交差し、やがて道が尾根に沿って山頂に向かい出すとしめたもの。 鹿道と作業道を交互にあっけなくピークを踏んだ。 立木に囲まれて展望はぱっとせず振内山と思しきなだらかな山を垣間見るのが精々である。 ここは残雪期にツボ向きの山かと思っていたが藪漕ぎの苦労もなく淡々と登れたのは意外だった。



【主待山】10:50道道→11:30三王山→12:00道道 登り0:40/下り0:30

航空写真を見ると山頂の南斜面に大きな伐採跡が点在し、それを上手く辿れないものかと林道を探したが分からなかった。 今回は林道を諦めて道道797号貫気別振内線の峠からポコポコした西尾根辿ってみることにした。

峠に着いて車の置き場所を探すと何やら赤い旗が・・何と地図にない古い林道が尾根沿いに延びていた。 尾根は背の低い笹とはいえ笹藪を漕いで歩くのと林道とでは雲泥の差で、これを辿ると早々と木の間に山頂部が見えきた。 流石に・243から道が北に向かい出したのでこれまでかと思ったが分岐が現れ、荒れた道が更に山頂方向に延びていた。 この林道は230mで消失し、いよいよ山頂直下の急な尾根に取り付くと笹の下がこの寒さで凍って登り易い。 そしてあれよあれよと三角点ピークに到着、スカスカした木の間に薄っすら北日高の山々が望まれた。 今日は二つの山とも予定の半分以下で登れて上出来だった。 平取温泉にゆっくり浸かって帰宅すると大雪どころか道路はからからで、毎度狼少年のような予報になんとかならぬものかと思う。

<2016年の 主辺山・三王山・三角山 はこちら>


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