ペタヌ山  460m (豊浦町)  地図はこちら  ■Home
 2013年6月8日 晴れ ペタヌ川林道ルート メンバー2名
 10:25ペタヌ川林道c70m→(12:35-12:50)ペタヌ山→14:00ペタヌ川林道

ペタヌ山は昆布岳から西昆布岳に続く尾根上にある二等三角点の山で、 山名はこの山の北面(新山梨側)にペタヌ川(川の・二股)が流れることに依る。 南面の(山岸側)にも同名の川が流れ、 この沢沿いに印された作業道とも登山路ともつかぬ路を当て込んでピークを狙うことにした。

  
朝こっぱやく山菜採りを済ませ、喉カラカラで豊浦に向かった。 コンビニで水分補給しながらさてこれからペタヌ山と幌扶斯山のどちらを先に登るか思案する。 何れもアプローチの終盤は藪漕ぎだがもし当てにした道が無かったらえらく苦労しそうなペタヌ山を優先することにした。 豊浦町市街から連続したトンネルを抜け、豊浦ICを過ぎるとこの山が見えてくる。 何ら特徴のない山だが豊浦町の中では第四位、 もともと山の数は少ないが(昆布岳、西昆布岳、金山、ペタヌ山、幌扶斯山、小花井山)今日いっぺんに二つも登れると思うと形はどうあれ嬉しくなってくる。 国道から道道32号に折れるとお目当ての林道があった。 砕石が敷かれ思ったより良い道である!だが気を良くしたのも束の間で高速道路をくぐって程なく道が荒れ出した。 道に被った木の枝が処理され切り口が新しい、 今年になって誰か通った形跡にしめしめと思ったが少し先の倒木で早々と車を降ろされた。


 
その先は草木の覆った細い作業道が120m二俣まで続いたが、 左俣に入ってからは判然とせず倒木を迂回する度に路を見失い藪を漕がされる。 しかもこの山には蔦が多く、これを嫌って沢中を行くと今度はイラクサにチクチクやられた。 ある程度は予想したがここまで酷い道だったとは・・・ブヨが煩くなかなか近づかない山頂に苛立ってくる。 やはり積雪期に来るべきだったか?まっそれでも草木の茂った盛夏よりましだ、 もう二度と来る事もないのだからと汗を滴り落としながら笹薮を分ける。 そして350mからの急斜面を久々のスパイク地下足袋でぐいぐい登り山頂に到着した。 中央に一本目立つカンバがあり、積雪期に付けたと思われる山頂標識が結ばれていた。 三角点を見つけ出せなかったのがちょっと残念だが、 初夏を思わせる陽気に初ピークを踏め満足する。 木の間超しに大岸漁港と内浦湾を望みながら下山、時間切れで幌扶斯山は再び持ち越しとなった。




















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