パンケメクンナイ川(2013再訪)〜目国内岳  1202m (蘭越町) 地図はこちら  ■Home
 2013年9月7日 曇り時々晴れ メンバー6名
 6:15林道215m→6:45入渓c315m→10:35天上飛龍→12:35湿原→(12:35-13:50)目国内岳→15:15登山口

今週も芳しくない天気に頭を悩ませているとMさんからニセコの別荘を拠点にパンケメクンナイ川のお誘いが入る。 明るく奇麗な渓相のこの沢には程よい間隔で滝が続き、 終盤、緩やかな流れから湿原に至るシチュエーションが何とも言えない。 ただ長くてだれるのが玉に瑕、しかも自分は一昨年、kuさんはつい先月再訪したばかりである。 共に3度目の沢でやや新鮮味に欠くが別荘の宴会が楽しみで同行させて貰うことにした。


5時半に目国内岳登山口で晴れ女kaさんと合流し現地に向かう。 その効力か?曇り時々雨の予報が曇り時々晴れに変わっていた!  林道の最終車止めは以前よりだいぶ手前で、そこから藪を分け作業道跡をしつこく歩く。 これが効を奏したか砂防を3個ほどカットし時間短縮が計れた。 気になる水量も心持ち多い程度で、 先頭をOさん、最後尾Mさんの順で砂防群を越えてゆく。 程なくスタンスの悪い函のへつりが待ち構え、女性2人にみんなの視線が注がれる。 ところがあっけらかんとkaさんが通過し、一番注目の集まるfuさんもあれよあれよと抜けたものだから、 これにプレッシャーの掛かった男性3名が敢え無く沈没する。 この函は見た目以上に渦巻いてOさんが泳いで戻ろうとするが無理だった。 三段の滝は下手に突っ込むと時間が掛かって大変だ、 左岸から大高巻きすると踏み跡が明瞭で呆気なく15分で終了する。 沢中には今だ雪渓の残骸が見られ、また大雨による崩壊も散見された。


高さがあって見応えある「天上飛龍の滝」 ここまで来ると漸く沢も終ったなという気になるが高巻きでみっちり40分絞られる。 kuさんが先月巻いた右岸の方が幾らか楽だったらしいが、 それを確かめる4回目はもうないと思う。 そんなこんなで予定より早く湿原に到着、足取り以上のタイムに驚く。 地下足袋に履き替え縦走路に張り出すダケカンバに頭をぶつけながら45分で目国内岳山頂に到着する。 展望まずまずだったが予報が悪かったせいか誰一人登って来ない静かな山だった。 その晩は3名加わりMさんの所有する高級コテージのような別荘で楽しい一夜を過ごす。 翌日は朝から2020年東京オリンピック開催決定のニュースが繰り返し流れていた。 何と予報が外れ青空が広がっている! 洋風雑煮を頂きながらどこか軽めの山でも・・と思いつつモチベーション上がらず直帰した。
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