班溪幌内山 900m パンケホロナイヤマ 山スキー   ■Home
         2007年3月10日 南西尾根ルート 3人 登り3:20 下り1:45
         牧場9:00→班溪幌内山(12:20-13:30)→牧場15:15 (休憩含

「ペンケ」「パンケ」は道内によくある地名でアイヌ語の(上手・下手)を意味する。 班溪(ペンケ)の対になる(パンケ)も何処かにある筈で地形図を探すと空知川の支流に名前を見付ける。 どうでもよいがパンケとペンケが揃い何故かホットした。

牛の鳴き声と懐かしい匂いを後にする     登りはともかく帰りが心配なほど雪が少ない      立派な林道に出るまで一苦労だった

当初双葉学園から登る予定でいたが地図がガイドのSaさんのHPを覗くと「スキーならカナディアンワールドからが面白い・・」が気になる。 確かに南西に延びる尾根はスキー場の林間コースのようで魅力的である。 集合時間の連絡ミスにより1時間遅れで札幌を出発したが高速を使って予定時刻に芦別へ到着した。 農家に断りを入れて車を置き・205から黄金幌内川を渡って植林された尾根に取り付く。 すっきりした斜面かと思いきや雪が少ないせいか凹凸が目立ってc450の林道まで時間が掛かる。 だが忠実に尾根を登るとc600過ぎから様相が一変した。 広い斜面にカンバとエゾマツの疎林が続き、気持ちの良い汗を掻きながら古いトレースが残る平坦な山頂に到着した。 霞んでいるが青空の下でラーメンを食べ小一時間ほど休憩する。 十勝・大雪の展望がすこぶる良く樺戸山塊の奥に群別岳の頂きが飛び出していた。

     
上部は平地のようでおよそ山頂らしくないが・・     頂きから大雪・十勝の山並みが一望できる      広い牧場を下る(無断立ち入り厳禁)

下りは緩やかな疎林だが春先の絞まり雪で脚がパンパンである。 林道まで降りたが凹凸斜面を嫌ってルートを西に変更する。 小さな沢形が入り組んでブリッジを探しながら下ると割と新しいトレースを見付ける。 取水口まで作業道が続き横市牧場から出発点に戻る。 今回辿ったルートではc300〜c500の地形がやや煩雑な上に小雪で沢が空け苦労した。 横市牧場の北をかすめるように尾根に上ると良いかも知れない。




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