音江山 795m (山スキー・深川市)   地図はこちら  ■Home
2012年1月上旬 曇り メンバー5名
9:05林道→(11:25-11:35)音江山→12:55林道 (休憩・登り返し含む)

スキーと展望の山として最近人気の音江山に出かけてみました。 米どころとして知られる音江はアイヌ語で「オ・トゥイェ・ナイ」(川下の崩れる川)に由来し、 昔は洪水が多い所だったのだろうと想像します。 音江山へはイルムケップ山から従走路が藪で敗退したままになっていたので、 今回ピークハントと滑りの一石二鳥が狙えとても楽しみである。

林道は30分ほどの我慢だが帰りは意外に滑って戻れた  平坦な尾根上を進むと良さげな斜面が目に入ってくる  木立が少なく展望の良さそうな山頂だったが・残念
休日の砕石場には数台の車が止められ旭川ナンバーの車が目立っていた。 この日はツアーの団体や単独者など5グループが入山、 手軽さと雪山ガイドに紹介され訪れる人が増えたようである。 音江山は尾根の陰で見えないが空が明るく幾ばくかの展望を期待して林道を出発する。 1.5kmほどで廃屋になった温泉の手前に「音江山登山口」の標識があり、 これより100mほど登ってコルに出る。 コルから上がらず下らずのトラバースを期待したが 登り返しを覚悟させられるトレースで予定よりだいぶ手前で渡渉し尾根に取り付いた。 潅木だらけでいったい何処を滑るんだ?と思いながら尾根上に出ると 北尾根との間に気持ち良さげなスロープが広がっていた。 一般的な滑降ルートだが結局、今回ここは滑らず終いでやや未練が残る。 小さなニセピークを過ぎると先頭グループが滑り仕度をしており、 話をするとよく来ると言う地元の方だった。 彼らと別れ少し先にある平坦な初ピークを踏んだが展望はまたの機会にお預けである。 さて北尾根へ戻る前に気になる北東斜面の様子を伺うと、 疎林の好斜面が手招きしていた。 谷底までふかふか雪に雄叫びを上げ、登り返して再び新雪にシュプールを刻んだ。 沢が近づくと先のグループが滑ったであろうトレースと出合いこれに従う。 さすが慣れてるだけあってルート取りが絶妙だ、いつの間にか往路の トレースと合流して登り返しなく下ることができた。 音江山がこんな面白いとは知らずまた来たくなりました。

北東斜面は雪の状態が良く快適な滑降を楽しめた    隣の真っ白な斜面にニンマリ、深川の町も望まれた      再びふかふか斜面に至福の一時を堪能する


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